2012年9月30日日曜日

k4wineのこつ

caluculate linuxを使っていて、通常のwineをインストール
しようとしたところ時間ばかりかかってインストールができない。
またwinetricksもインストールできない。

仕方がないのでKDE向けのK4wineを初めて使ってみた。
まったく使ったことのないアプリなので簡単なメモだけ
残しておく。

いつものことながら、debianやubuntuに慣れている
せいかインストールにあまりにも時間がかかるのには
あきれてしまう。

ポートホールを使ってインストールを行う。

インストール終了後
メニューよりQ4 wineで検索をかけてクリック
ひと通り設定がすむと次のような画面が出る。














このままの状態だと文字化けするのでフォントをインストールする。
上のタブからsetupをクリック。
 
当初winetricksがインストールできず困っていたところ
デフォルトで組み込まれていることが判明。

















右上のワインのアイコンをクリックするとwinetricksが
起動する。

あとは通常の winetricksのやりかたで必要なフォント
をインストールしてやる。

wordpadなどを使う際には q4wineを起動した最初の画面から
systemをクリックし 右側のボックスにある一覧のアイコンを
クリックして使う。
たとえばwordpadならwordpadのアイコンをクリックしてやればいい。



2012年9月27日木曜日

Pclosの特徴、Mageiaとの比較

注)今更Pclosのことを書いているが少し前に書いて
すっかり忘れていたものに加筆したものなので
少し話が食い違うかもしれない。

mageiaとどう違うのかという比較がよく話題になるので
その辺りを気にしながら自分にわかる範囲で書いていくと

1.パッケージ管理

ともにmandrivaを親に持ち、ともにrpmパッケージを使うが
パッケージの管理コマンドは
mageiaがurpmiを用いているのに対して
Pclosはaptを使っている。

いわゆるApt-rpmというもので、
Guiのパッケージマネージャもsynapticを使っている。
DebianやUbuntuに慣れた人にはなじみぶかく、わかりやすい
ただしコマンドについてはAptitudeやdpkgは使えず、
そのかわりにrpmのコマンドが使える。

ダウンロードしたパッケージを個別にインストール
する際には、UbuntuだとGdebiパッケージマネージャー
があるが、それに対応するものとしてはrpmマネージャーがある。
ただし最初からインストールされているわけではない。
とくにインストールしなくてもrpm -iコマンドも使える。
ただし、rpmのパッケージであるため、Debian系列
ほど自由な互換性はなくあまり期待しないほうがいい。
せいぜいフォントで使えるものがあるくらいだったと思う。

ノンフリーのパッケージ、Javaや動画のコーデック等については、
Pclosは最初から入っていて、特に何もしなくてもいいが
Mageiaは後から入れてやらないといけない。

これはノンフリーのソフトに対する考え方の違いを反映している。
ちょうどLinux mintとDebianのような感じだろうか。

2.解像度、グラフィックの設定

UbuntuやDebianだと解像度の変更は
端末からeditorを使って自分でファイル
をいじってやらないといけない。
つまりxorg.configを作成しなおさないといけないのだが、
最近はデフォルトではxorg.configが存在せず、
自分のような初心者はあちこち調べて
1から作成しなければならず、きわめて鬱陶しい。

こういった設定はPclosやMageiaはコントロール
センターからGuiを介して行えるので簡単にできる。
どちらかというとPclosのほうが、
色数にいたるまで細かく設定できたと思う。

追記)ちなみにPclosの場合Proxyの設定もコントロールセンター
からできて非常に簡単だった。
より具体的には,ネット上でプロクシを見つけてきて
貼り付けるだけですんだ。(追記終了)

解像度の設定ファイルの解像度がどちらも新たに登場
した横長の画面の比率に対応していなかった。
Ubuntu系統のものも最近ではましになったが
以前は解像度で悩まされた。
Linuxの場合、グラフィックやモニターは最新のものに
対応していない場合が多い。

これは推定なのだけれど、どちらもMandrivaをもとにしているので
多分対応しているモニターやビデオカードの基本的な設定ファイルが
PclosとMageiaでほぼ同じなのだろう。

3.アップデートの通知

PclosがMageiaと大きく異なる点の一つとしてはアップデート
を通知してくれるアップデートマネージャーが無いことだろう。

より厳密にいうとPclosにも非公式のものは存在している。
ただし外部の人がつくったもので、しばしば管理人が交代したり、
メンテナンスが止まって使えなくなったりするので
組織によって管理された正式なものではなく、
デフォルトでインストールされているわけでもない。
またしばしば不具合が発生しているようなので
あまりおすすめしない。

基本的なアップデートやアップグレードは synaptic
を使って行う。
通知機能がないので、2〜3週間くらいの間隔で定期
的にこまめにアップグレードをしてやる必要があり、
あまりこの間隔がながすぎるとシステムに不具合が
発生したりすることもある。
このへんの事情はサイトによって2週間おきくらい
と書いてあるところもあるが実際には月1でも
問題なかった。

通知がないのは不便なようにも思えるが
人によってはウインドーズのようにのべつ幕なしでアップデート
の通知がくるのはいやだという人もいる。
慣れればあまり気にはならない 。

4.情報量
 
Linuxを使う上でもうひとつ大切なことは
そのディストリの情報がどのくらいあるかということがある。
Pclosに関しては本家のコミュニティーが活発で
英語圏からの情報はわりとある。

たとえばMageiaやSuseの場合、人気はPclosよりはるかに上だが
情報があってもヨーロッパ圏でドイツ語やフランス語
で情報交換がおこなわれていて日本までほとんど情報が
伝わってこない。

とはいえ、UbuntuやLinuxmintのように
日本国内に正式な支部があるわけでは無いようなので
情報はアメリカ発になる。

また日本語入力などは未だに公式にはanthy
しかなくMozcを使いたければ自分で作成するか
他に作った人が配布してくれるのを使わせてもらうしかない。

5、64ビットへの対応

あとPclosは正式には64ビットに対応していない。
64ビットがでるという話はたびたびあるが
今のところテスト版のみのようで公式にはでていない。

64ビットはMageiaから出ているのでとりあえず
そちらを使う方法もある。
ただしMageiaの場合、あたらしいOSなので
まだフォントやノンフリーのパッケージが十分
とはいえない。
恒常的な使用に耐えうるかは実際に使ってみないとわからない 。

6、レポジトリーの違い


すっかり書き忘れていたが、Pclosの場合、レポジトリーは一本化
されていて、普通はどれかひとつだけチェックを入れておけばよく、
複数のレポジトリーを選択していると、
特にアップグレードをかけるような場合に、
synapticマネージャーからひとつにしてくれという指摘を受ける。

サードパーティーが提供している特殊なレポジトリー
(典型的なものとして日本語入力用に追加したibus用のレポジトリーなど)
以外は、どのレポジトリーも基本的に同じなので、より近くの速度のはやい
日本国内のサーバーのレポジトリーをえらんでやるだけでよい。

これに対してMageiaの場合、そもそもレポジトリーの仕組み
そのものが違っていて、通称メディアという名前で呼ばれており、
またフリー、ノンフリーを峻別しているので、
その種類も多岐にわたっており、複数のレポジトリーを入れてやらない
とおそらく必要十分なパッケージがそろわないという違いがある。
(くわしくはMageiaのところに書いたがかなり細分化されている。)

DebianやUbuntuあるいはFedoraでもノンフリーや
マルティメディア用に特殊なレポジトリーを追加してやるのが普通だろう。

ただ自分に必要なレポジトリーを探しだして追加してやる作業は、
そのOSにそれなりに詳しくないと非常にわずらわしいので
レポジトリーが一本化されているのは、
Linuxにあまりなれていない人にとってはありがたい。

Mageiaは今後の発展に期待しているが、32ビット向けのデスクトップ
なら現状ではPclosのほうが、いいと思う。








2012年9月25日火曜日

Caluculate linux(kde 64bit)その4 感想

はじめに
Gentooのインストールがいかに厄介かということを書いて置きたい。

まず、CDとDVDの場合でやり方が異なる。
公式の情報が古く更新されているのか、あるいはどれが
最新の情報なのかわからない。

ここのマニュアルは古いものが消されず
ずっと残っていてその上に新しい情報を盛っているので
どの情報を信じていいのかさっぱりわからない。

単にパーティションを切るにしてもCUIの
Fdiskではかなり不安にさせられる。
さらにとにかくインストールの工程が多すぎて煩雑。

古くからのわけ知りの人ならなんとかなるのかもしれないが....
多分最近、新規の使用者が減っているのではないだろうか
最初から最低限日本語化されたDVDなんか作っておいておけば
いいと思うけれど、こういった行動がすごく緩慢だと思う。

むしろ個人の方で頑張って独力で作って配布しておられた
方がいたように思うが、ちょっとGnuの法的な問題
があるかもしれないのでこういったことは本来なら
公式に組織がやらないと行けないことだろう。

そういうわけでgentooを使ってみようかと思い
Livedvdをいじってみたところグラフィックの
インストーラーがなく、たまらず系列のものを
さがしたところ Caluculate linuxがsabayon
に次いで人気があり、デスクトップとしても
使用に耐えうるとのことだったので、
試しに使ってみたのだが、デフォルトで
portholeがインストールされてなかったことに驚かされた。
さすがに端末からPortageだけですべてをやりくりするのは
自分にはむりだった。

Guiのパッケージマネージャー(デビアン系のSynapticみたいなもの?)
は portholeが代表的なもので、
このportholeの長所はebuildさえあれば
好きなバージョンのソフトを自由にインストールできる事。
短所はソースからおこすので非常に時間がかかること
(これは洒落にならないくらい時間がかかり、
1日で済まない場合もある。)
と同時に複数のインストールを処理できないので
順番まち(キュー)が発生することなどがある。

Sabayonを別にすれば、バイナリーのパッケージを持たないことは
Gentoo系のLinuxでは当然なのだが 、やはりソフトウェア
のインストールにかかる時間が半端ではないので使いやすいとは
いえないだろう。
やはり デスクトップとしてはSabayonのほうが便利である。

日本語のロケールが根本的にないLinuxなので日本語化は
少し無茶をしなければならなかったが最終的に日本語入力
はIbus−mozcがつかえた 。

最初から入っていたブラウザはchromiumで日本語化しようと
したがどうしてもできず、google chromeでporthole
を検索するとすぐにでてきたので
こっちを日本語条件付きのアドバンストインストール
したら無事日本語で起動できた。

firefoxは現時点での最新版(15.01)はなぜかfirefox
ではインストールできず同じくportholeの検索
で引っかかったfirefox-binでインストールできた。

問題なく使えたがなぜか表記は firefox-binのまま
operaもportholeからインストールできる。

逆にportholeを通さず
Ubuntuのように直接サイトから落としたtar
のパッケージをそのままデスクトップで展開して
使うようなことはできなかった。
 (加筆1)その後使うことはできたが
アドオンが消えてしまったり、追加できないバグがあった。
(加筆1終了)
(加筆2)
−binのつくパッケージは
gentooの数すくないバイナリーパケージだそうで
あまりにもソースからの組立に時間のかかるものは
バイナリーパッケージが用意されている。
この他libreoffice関連もバイナリーが用意されている。
(加筆2終了)

要はインストールするにはEbuildの設計図を
必ずいれてやる必要があって
このへんの偏屈さが哲学者のLinux
というあだ名を付けられる理由だろうか 。
使用感はソフトウェアのインストールに時間がかかるという事を除けばおおむね軽いように思う。

一部のソフトや
Caluculate linuxのシステム設定(caluculate console)などは
どうしても日本語ロケールがなく、そもそも翻訳さえされていない
ため日本語化はできなかった。

また日本語フォントの設定ファイル
(69-language-selector-ja-jp.conf)もないので
他の日本語設定のしっかりしたLinuxから入れてやる
必要があった。
 
もっともCaluculate linuxのシステムが使えなくても
KDEのコントロールセンターが代替的に機能
するし、ほとんどGentooと同じなので特に支障はなかった。
手軽にGentooがインストールできて楽しめたのでよかった。

(追記)一時期portholeがつかえなくてお手上げ状態だったが
13への移行でどうやらportage自体がパッケージから排除された
ことが原因だったらしい。
#eix-sync
でportholeが入った。

Calculate linux (kde64ビット)その3 portholeの使い方

portholeの使い方(わかる範囲で)
1)フォントのような簡単なものの場合

 findの欄にsazanami
といれて検索すると
media-fonts/sazanami
がみつかる。

左上のemrgeをクリック
するとインストールが
はじまる。








2)設定が必要な場合
下の例はgimpを使った場合

デフォルトでインストールされているが
このままだと英語しか表示されないので日本語
を入れてやる必要がある。


gimpで検索したあと
adv emerge(アドバンスト)
をクリックしてやる。











下のようなウインドーがあらわれるので


usrflagsの中にある
lingus_jaのボックス
にチェックをいれて

右下のExcute
をクリックすると
インストールが始まる
フォントの時と違いかなり
時間がかかった。






ほとんどの場合adv(アドバンスト)で
useflagを設定する必要があると思う。
あとサイズの大きなものほど時間がかかる。

(追記)Gimpの場合は上の方法で日本語化が可能だったが、
IbusやAmarok、K3bなどはネット上から日本語のPOファイルをダウンして、
ルート権限で/usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/
に貼り付けてやる方法で個別に日本語化した。

(追記2)Mozcのインストール
これもadvを使ってやらなければならない
上の表のUseFlagの下の欄にKeyword to acceptという欄がある。
この欄のなかのamd64というボックスにチェックを入れて
その上で右下のExcuteをクリックしてやる。


Calculate linux(kde64ビット) その2 日本語入力

日本語入力

追記12/1)この日本語入力の情報に関してはその後の
自分の調査でいくつか誤りが判明してきたのでいずれ時期
をみて書き直したいと思っている
Ibus-anthyについては問題なくインストールできる
がMozcについてはうまくいかないので原因を再調査中です。
追記終了)
追記2)1/14
 Mozcのインストールについて全面的に書き直しました。(追記終了)

その1でportholeをインストールした。

注意)一時期portholeがインストール出来なくなっていたが
これはCalculate13への移行に伴ってportageのソフトが
DVDから外されたためでまず最初に
#eix-sync
を必ずおこなう。

その後これを使って必要なものをインストールした。
1)フォント
日本語環境のない状態から始めているのでフォント類が足りない
sazanamiやkochiは最低必要。
IpaやTakaoフォント、梅フォントなどもportholeを使って
検索しあれば入れておく。

また日本語フォントの設定ファイル自体がないので
設定ファイルを何とかしてやらないとならない。
自分はLinux mintの69-language-selector-ja-jp.conf
というファイルを使った。

使い方は 
manjaro linux その4の2のYoutubeの文字化け
のところに書いてあるので参照


2)ibus
ibusで検索してibus−qtをインストール
続いてibus-anthyもインストール
ここまでは
問題なくインストールできる。

ここで注意しないといけないのは
日本語入力確認の際には
デフォルトのchromiumブラウザは使わないことだ。
chromiumが最初の段階で日本語入力対応になっていないので
日本語入力できない Lingus_jaというユーザーフラグ
をつけてあとでPortholeを使って再インストール
してやる必要がある。
とりあえずこの段階ではKwriteで試してみるのがいいと思う。


Ibusの設定方法はqtconfigを用いたので以下参照
http://tibiwan8-linux.blogspot.jp/2012/08/netrunner.html

3)Mozc
(この項目は以前間違っていたので大幅に書き直しました。 )
以前に書いたときは
ibus-mozcのインストールが必要だとかいたが、
必要ないと判明した。

他のLinuxではibus-mozcというパッケージがあるので
以前はGentooでもそうなのかと思っていたところ、
ibusとmozcを別々にいれてやればいいという事だった。
すでにibus-anthyが起動する状態ならば
あとはmozcだけをインストールするだけでいい。

ただしamd64というkeywordをつけてやらないと行けない
これは次のPortholeの使い方を見てくれればだいたいわかると思う。
ただし非常に時間がかかった。

これ以下の記述は以前のままだが特に問題はないと思う。

追記)通常Ibusを使う際には普通
/home/usrname/.bashrcなどに以下の書き込みをする
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
/usr/bin/ibus-daemon --xim -d &
が勘違いでなければ、特に必要なかった。

追記2)12月1日の記述
その後wineをインストールした際
notepadでの日本語入力ができなかったため
~/homeに.xprofileを作り上記内容
を書き込んだところ日本語入力ができるようになった。
追記2終了)

その3で portholeの使い方を自分にわかる範囲で書いておこうと思う。


2012年9月24日月曜日

Calculate linux(kde 64bit) その1 日本語化



Gentooは未だにインストールをfdiskで行なっていてインストールが面倒なので
同系列のLinuxでわりと簡単にインストールできるものを探してみたところ
このLinuxをみつけた。
ロシア産のLinuxで日本語環境をもたないので日本語化が手間だった。


 Calculate linuxの基本的なコマンド

#emerge --sync                                 アップデート
#emerge --search  package名  使用可能なパッケージを探す
#emerge package 名      インストール(逆はunmerge)

#layman -S               
オーバーレイ(追加レポジトリ−のようなもの)のアップデート

参考)各ディストリビューションのコマンド比較

https://wiki.archlinux.org/index.php/Pacman_rosetta


日本語化

1)ロケールの作成と変更

端末を開き
#nano /etc/locale.gen
ja_JP.utf8が存在しないので一番下の行に書きたして、
そのままで
#locale-gen
ja_JP.utf8が作られて存在しているか確認
ここからはGentooのロケールの作り方そのままに
/etc/env.d/02localeに
LC_ALL="ja_JP.utf8"
を書き込む
#env-update
一度ログアウトして
ロケール を確認
$locale
ja-jpになっていればよし。

2)日本語化

本来日本語環境のないLinuxなので、日本語をいれるには少々無理をした。
良い方法かどうかはわからないが以前Tooroxを日本語化する際
用いた次のような方法で日本語化した 。

最初からのブラウザはchromiumなので
それを使ってDebianパッケージのkde-l10n-ja
(なるべく近いバージョンのもの)
をダウンロードし展開。
data.tar.xzというファイルが展開されて出てくる
のでこれを再び展開しusrファイルを取り出す
alt+f2同時押しでkrunnerを起動
kdesu dolphinと入力してルート権限でdolphinを発動。
/usr/share/locale/jaに展開したkde-l10n-jaのusrファイルの
jaのディレクトリーをそのまんまぶちこんだ。
(後にUbuntuの4.9.1を見つけたのでそれと入れ替えた。)

あとははいつもどおりシステム設定からロケールをいじって
日本語化。

(追記)kdeの日本語ファイルはsabayon-distroというoverlay
にあることがわかったのでそのoverlayを追加してやれば
インストール可能。ただし上のやり方の方が速い。

Portholeのインストール

ここへ来てGuiのパッケジマネージャーがないことに気づいた。
ネットで調べると Gentooの場合Portholeが一番よく利用されている

フロントエンドのパッケジマネージャーらしいCuiだけだと
細かい設定が不便なので端末より
#emerge --search porthole
でPortholeがあるかを確認し
#emerge  portholeでインストール。
 portholeはrootで使わないとインストールできないので

メニューを右クリックして
アプリケーションの編集で
kdesu portholeコマンドで 新たにメニューを作って、
パネルに置いた。

(追記11/20)portholeのバージョンが6.1になったせいか
パッケージが見つからず簡単にインストール出来なくなっている。
おそらくupgrade しなければならないがDVDからだとメモリーが
辛いかもしれない。
(追記11/30)portholeがうまくは入らない場合一度
#layman -d calculate
でcalculateのlaymanを外し、
layman -Sで更新をかけたあと再び
#layman -a calculate
でlaymanを追加し直すと治るようだ。

(追記1月)その後calculate13に移行Portholeの問題は
#eix-sync
で全面的にアップデートすることで解消された。



2012年9月22日土曜日

linux mint maya kde (64bit)でibusのアイコンがトレイに表示されないこと

1. ibusのアイコンがトレイに表示されない

mintはkdeでもやはり鉄板というか安心して使える。
そういうわけであまり書くこともないのだが、

自分の環境で1つ問題があったのは
ibus自体は使えたが ibusのアイコンが
システムトレイに表示されないことだった。

これについてはいろいろなサイトを調べたがほとんど
gnomeでの報告しかなかった為、自力で考えてみるしかなかった。

自分の環境下では
$ibus-daemon -xvr
を入力すると gtk-missing-image がどうのこの
というふうなことを言われた。

そこで gtk-missing-imageについて調べていたところ
gnome-icon-themeの中にそれが含まれていることがわかった。

おそらくkde環境なのでgnome関係のアイコンテーマが入っておらず、
たまたまibusがgnome系のアイコンを使っていたためアイコンが
なくて表示されていないのではないかと考えて、

パッケージマネージャーからgnome-icon-themeをインストール
念のために
$ibus-daemon -xvr
をもう一度入力して
文句をつけられるかどうか確認したところ問題なし。
さらに
$ibus-daemon -d
を入力してアイコンが表示されるか確かめた。
その後再起動すると、無事にトレイにアイコンが表示されるようになった。

(追記)medibuntuが廃止されたのでrepositoryから medibuntuを排除
しないとアップデート時に異常が発生する。(追記終了)

2.kontactの問題

 はじめてデスクトップにログインすると
/local/share/contactsがありませんという表示が出る。

この場合
./local/share/contactsにcontactsというフォルダーを新規でつくってやると
このような表示がされなくなる。

 




2012年9月7日金曜日

debian squeezeでWin2-7packを使う

windows7そっくりのWin2-7packというデスクトップスキンを
Debianに入れてみようとしたところdebianのパッケージに
emerald theme managerがないことが判明した

1)emeraldを探す。

ubuntuパッケージサーチでemeraldで検索すると出てきた。
emeraldをダウンロードしてGdebiパッケージマネージャー
から インストールすると依存関係が足りないと言われて
同じサイトよりlibemeraldengine0というパッケージも
ダウンロードしてインストール。
無事エメラルドテーママネージャーが起動できた。

2)gnomenu
gnomenu ppaでグーグル検索し、比較的に内容が近いと思われる
Lucid Lynksのものをダウンロード。
Repositoryとgpgをsynapticに貼って インストールした。

3)dockbarx
これも同じようにppaをさぐってLucidのものをいれてやった。

4)Win2-7packをダウンロードし展開後
GUIinstall.shをダブルクリックするとインストールが
始まる。もちろんrestricted.

5)plymouthをインストールし
kde look orgより7という名前のplymouth
のテーマをダウンロードして
展開後/usr/share/plymouth/themesにおいてやる。

6)plymouth を設定しなおす。

小技
screenletsのclockはカイロクロックを使うことができる。
/usr/share/screenlets/Clock/themesに
gnome-look-org からおとしたカイロクロックのテーマ
を入れてやると screenletsでカイロクロックが使えるようになる。