2012年11月27日火曜日

manjaro その6 感想

簡単にインストールできるOSをさがしてArchlinuxとGebtoo系列
のOSを見てきたが、Gentooはさすがに敷居が高く自分には
持て余し気味だった。

Calculate linuxについては機会があれば書き直したいと思っている。
Manjaroについてはもう少し実験的なものだと考えていたが、
思っていたよりはるかに使えるようだ。
意外にはまってLiveDVDからいじくりまわした。
今回はgnome-cinnamonのDesktopを使ったが、
Xfceがdefaultのデスクトップだそうだ 。

GentooにせよArchにせよ、基本的に端末操作というのは初心者に
二の足を踏ませるには十分すぎるし、
ましてや今時グラッフィックのインストーラー
もないというのではコアなユーザー以外はついてこれないだろう。

Manjaroが独自に開発したというpacman-guiは
他のアーチ系のOSでも使われているかどうか知らないが、
かなり便利で、レポジトリーのサーバーが日本国内に無いようだが、
synaptic managerと比較しても同じくらいか
それ以上に処理速度も早いように思われる。

インストールに関してはYoutube等で詳しく説明が
されているようなので詳しく書かないが、
ほとんどYesかNoかだけでインストールできると思う。
頭をなやますのはせいぜいパーティションをきるとき
どの形式を選ぶかくらいだろう。

レビューを読んだり、フォーラムの記事を見た範囲
ではインストール中に問題があったという記事は見なかった。
むしろメモリーの使用量が少なくサクサク動くという
記事が出ていたくらいだった。

追記)Plymouthとの相性が悪く廃止されたので、現在
起動画面はいわゆるboot splashのシンプルな画面になっている
(追記終了)

ひさしぶりにcinnamonのデスクトップに触れたら随分
改良がされていて、Cinnamon gadgetが増えていたようだ。
デスクトップの日本語も以前より良くなっている。

compizについてはどうやら組み込む気はないようだが、
cairo-dockとの相性は悪くない。
またdesktopのせいかOSのせいかはわからないが
Google-chromeとの相性がすごくよく、
普通クロムは文字化けがよくおこるのに
自分が使った期間中、全く見かけなかった。

日本語入力に関しては少し他の
ディストリに比べて半歩くらい遅れているようだ。
アーチのWikiも見てみたところ
やはりqtconfigとibus-qtを使って
入力するようにというふうに書かれていた。
これはGentooでも同様で
im-configやgtkを使った入力はないようだ。
というよりibus-gtkというdebian系列ならあるはずの
gtkのパッケージがそもそも見当たらなかった。

アップデートをかけた時にfontconfigのパッケージが衝突する
という問題があったが、ArchとManjaroの両方を使ったことの
あるユーザーの情報によればarchlinuxの場合
も結構アップデート、アップグレード時に一気にパッケージが入ることが
多いらしく、まだmanjaroの場合、直接AURからパッケージを落としていない
ぶんアップデート時のパッケージ数が知れていて、
まだ問題の発生はマシだとのことである。
(manjaroの場合前にも書いたがパッケージを複製して
Testを行った上で配布しているので公式パッケージを使っているぶんには
問題は少ない。)

少し昔のDebianでも依存関係でパッケージがおかしくなることが
あったがArchでも意外にアップグレードで問題が発生することは
少なくないらしい。

そういえば前に同じArch系列のbridgelinuxを扱った際に
アップデートをして見事に不安定になり最終的には
デスクトップが吹き飛ぶことがあった。

最後に、manjaroはサイトがしっかりしていてWikiやmanualが詳しい
ところがありがたい。フォーラムも比較的英語でのやりとりが
さかんで情報も豊富だった。

日本語関係のフォントや入力はヨーロッパ中心のディストリ
なのでどうしても弱いが、レビューをみても非常に評判
がいいので今後伸びてくるディストリの一つだと期待している。




2012年11月25日日曜日

manjaro linux その4 その他のトラブル

1. アップデートのトラブル

フォーラムでupdate (pacman -Syu)
あるいはupdateマネージャーからアップデートしようとすると
fontconfigの2つのパッケージが衝突してアップデートができない
という問題が発生していた 。

解決方法をいろいろ探したところ、
まず パッケージを一つだけ入れてみろということなので
pacman -S fontconfigを行ったが、うまく行かない
たまたま違う問題がarchlinuxで発生していて
それを解決するのに--forceをつけてやるといい
というのがあった。
早速
pacman -Syf fontconfig
を試したところうまく行ったようだ。
あとはもう一度アップデートを試したところ無事にはいってくれた。

(加筆)manjaroのフォーラムに全く同様の問題が上がっていて解決済みだった 。
http://forum.manjaro.org/index.php?topic=647.0
(加筆終了)

arch linuxはアップグレード時に 問題が発生することがよくあるらしい。
これはarchのレポジトリ−がユ−ザーのつくったコミュニティー
によって様々な国で、ばらばらに管理されているためどうしても
齟齬が生じやすくなるらしい。

そういったことをできるだけ防ぐためmanjaroの場合
基本的にarchのレポジトリ−はそのまま使わず、十分なテスト
をおこなった上で複製のレポジトリ−を使っているそうである。
(実際にテストレポジトリ−があって、実験に参加してくれる人を募集している。)

2.YouTubeでの広告の文字化け(フラッシュの文字化け)


これは以前にもかいたことが
あるがその時は4つの日本語フォント
(東風ゴシック、東風明朝、さざなみゴシック、さざなみ明朝)
を入れればなおると書いたことがある。
ところが今回はそれだけではうまく行かなかった。
理由は日本語フォントの設定ファイルがないことだった。

このファイルは69-language-selector-ja-jp.confと呼ばれるもので
自分の場合はLinuxmintから借用し、 gksu nautilusで
/etc/fonts/conf.availに配置したあと
#ln -s  /etc/fonts/conf.avail/69-language-selector-ja-jp.conf  /etc/fonts/conf.d/
で/etc/fonts/conf.dにリンクを作ってこれで文字化けを解消した。


3.インストールの仕方

これはyoutubeを見たほうが早いので下記のサイト
を紹介しておく。
英語のサイトだがだいたいの手順はわかるだろう
参考)Manjaro Linux 0.8.0 Install Tutorial and Overview

4.cinnamon desktopでの自動起動

久しぶりにcinnamonを使ったら自動起動の仕方がわからなかった。
例としてgmail-notifyを使いたい場合 

$gnome-session-properties

 


左のウインドーがでる。
追加クリック。















名前:gmail-notify
コマンド:gmail-notify
説明:空欄のままでよい
最後に追加を押してやる。





5cinnamon appletからgmail-notierを使う場合


menu>cinnamonsettings >アプレット>あたらしいアプレットの取得
で GmailNotifierを落とす。

ダウンロードしたものを解凍すると
 gmailnotifier@denisigoというフォルダーが現れるのでそれを
~/ .local /share/cinnamon/appletsに移動。

もう一度
menu>cinnamonsettings >アプレットを開くと
新たにgmailnotifierの項目が追加されているので
左側のボックスにチェック を入れてやる。
ここまでで一応パネルにレターアイコンが表示されるが
これだけだとエラーを繰り返すので設定をしてやる。

GmailNotifierの設定
先ほどいじった
~/ .local /share/cinnamon/applets/gmailnotifier@denisigo
の中にあるsettings.jsを開き
username=
password=
のところにGmailでのusername
とパスワードをいれてセーブ。

一度ログアウトするとgmailが使えるようになる。

(追記2013年1/2)Ibus iconの不調
Cinnamonデスクトップで確認されているが起動時
にIbusのアイコンの周りに
鍵カッコのようなもの(Lの反転したようなもの)
が現れるバグ。
これについては、linuxmintのCinnamonnでも発生している模様で
現在修正待ち 。
とりあえずシステムアイコンを表示しない設定にするか
ibus以外の入力メソッドを使うくらいしか手がない。 (追記終了)


加筆)2013 2/10
0.8.3がいつの間にかでていたので
それにまつわる変更をいくつか紹介しておく。

6.Fcitx-mozc


0.8.3よりの変化として日本語入力にFcitx-mozc
というものが、使われている。
本来unixで使われていたものらしく
BSD系列でも使われているようだ。

Ibusの場合とちがってyaourtをつかわずに
defaultのpacmanで簡単にインストールできる
ので時間的にも手軽にインストールできる。
.xprofileの設定以外とくに設定も必要なく
rebootして再ログインすると勝手に起動してくれた。
今後Ibusからこちらに移行していくかどうかわからないが
こういう日本語入力があったのを全くしらなかった。

7.mirror listの問題

これは少し深刻な問題だが
どういうわけか/etc/pacman.d/mirrorlist
に設定されている初期設定のミラーからアップデートが出来なくなっていた。 
$sudo nano /etc/pacman.d/mirrorlist
でリストを開くと、11行目のドイツのServerに#をつけてやり
27行目の United Statesのサーバーの#をはずす。
## Manjaro Linux repository mirrorlist
## Generated on 2012-11-08
##

## Brasil
# Server = http://manjaro.fis.unb.br/$repo/$arch

## France
# Server = http://manjarolinux.polymorf.fr/$repo/$arch

## Germany
 
# Server = http://mirrors.mycraft.eu/manjaro/$repo/$arch ←コメントアウト
# Server = http://ftp.halifax.rwth-aachen.de/manjaro/$repo/$arch
# Server = http://mirror.vinzv.de/manjaro/repo/$repo/$arch


## Greece
# Server = http://ftp.cc.uoc.gr/mirrors/linux/manjaro/$repo/$arch


## United Kingdom
# Server = http://repo.manjaro.org.uk/$repo/$arch


## United States
Server = http://mirror.dacentec.com/manjaro/$repo/$arch ←#を消してやる

このようにしてやるとドイツのサーバーからより最寄りの
アメリカのサーバーが使われるようになる。

あとYapan(yet another pacman manager notify)
これも0.8.3以降取り入れられたシステムで
要はパックマン用のアップデート マネージャーだ。
ただあまり役に立つように思えないし、一応
アンインストールもできる。
(加筆終了 その5に続く)






manjaro その5 コマンド

レポジトリ−との同期 

pacman-guiがあるのであまり使うことはないかもしれないが
一応コマンドラインについて書いておく。
manjaroの公式の解説を参考にしているので、archのコマンドと
若干説明が異なるかもしれない。

まず一番最初に使うコマンドが 
レポジトリ−と同期する次のコマンド 
$sudo pacman -Syy
アップデートを同時に行うには
$sudo pacman -Syyu
システムのアップデートだけなら  
$sudo pacman -Syu
 
ここで用語を少し注意しておくと
レポジトリーに対するアップデート(sudo pacman -Syy)
とシステムに対するアップデート(sudo pacman -Syu)
の2つのアップデートが紛らわしい。
 
前者はDebianでいうところのapt-get updateにあたり 
インストールはされない。
後者のほうが通常のアップグレードもしくは
dist-upgradeにあたり、PCへのインストールが行われる。 
 

ソフトをさがすには

$sudo pacman -Ss [software package name]

 
例えばleafpadを探すには 
$sudo pacman -Ss leafpad
 

ソフトのインストールをするには

$sudo pacman -S [software package name]
 
具体的にleafpadをインストールするには 
$sudo pacman -S leafpad
 

ソフトの削除は

$sudo pacman -R [software package name]
 
leafpadを削除したければ 
$sudo pacman -R leafpad
 
依存関係にいたるまで消したいという場合は  
$sudo pacman -Rs [software package name]
 
ただし依存関係のなくなったパッケージ 
というのは単に存在しているだけで意味のない
orphanパッケージになってしまうのでこのコマンドを
使うにはそれなりの覚悟が必要。

さらに設定ファイルも何もかも根こそぎ消したい場合 
$sudo pacman -Rns
 というのがある。
 
これ以外にarch linuxのレポジトリ−を使いたい場合は
このLinuxは基本的にarch linuxのレポジトリ−はサポート
対象外なので自分の責任でbase-devel(開発用パッケージ)
やyaourtやpackerのようなパッケージマネージャー
を入れてやらないといけない。まとめて入れてやるなら 
$sudo pacman -S base-devel yaourt packer
ただ個人的にはpackerは
mozcのインストールができなかったのであまり使えなかった。
そもそも2つもパッケージマネージャーは要らないだろう。
 
yaourt、 packerともに上のpacmanに準じたコマンドラインを用いる。
少しちがうのはAUR(arch user repository)のパッケージを探す際に 
$[yaourt or packer] [software package name]
というふうにsudoをつけたり、管理者権限でやる必要がない。
例えばavantというドックソフトをインストールしたいときは  
$yaourt avant
あるいは
$packer avant
だけでよい。(その6に続く)
 
 
 
 

manjaro linux その3


manjaroの特徴の一つにPacman-guiがある。
defaultではGnomeのpackagekitが入っているので

$sudo pacman -S pacman-gui
で別にインストールしてやらないといけない。



簡単に 説明するとSync DBはデータベースの更新。
install packageとinstall local packageの違いは
前者が普通のインストールで
後者はダウンロードしたパッケージを個別にインストールする
debianでいうGdbiやrpmマネージャーのようなものにあたる。

updateシステムはシステムのアップグレードをやってくれるが
限定的な機能しかないようで、
これとは別に アップデートの通知があって、packagekit付属の
本格的なアップデートマネージャーがdefaultで入っている。

Seach Packagesの使い方は
たとえば初期状態ではlibreoffice
は日本語パッケージが入っていないので、これを探すとすると
Seach Packagesをクリックしてlibreと入力すると
アルファベット順に libre関係の一覧が表示される
extra/libre-office-ja 3.6.2−1                                                  Japanese language pack for libreoffice                                       
あとはこれをInstall Packagesでインストールしてやれば日本語化終了。


リポジトリーにあるパッケージを探すには
上の画像の赤い枠の所をクリックすると
pkgbrowserがあらわれる。

pkgbrowser















赤い枠で囲んでいるところは
include AURと書かれていて、ここに
チェックを入れることでarchのレポジトリーにある
パッケージも参照できる。

ただし通常にインストールできるのはあくまで
manjaroの公式レポジトリーにあるpacmanを使った
パッケージのみでそれ以外のAURのパッケージは
あくまで端末からyaourtやpackerを使ってインストール
しないといけない。

いかに優れたLinuxでも、guiのパッケージマネージャー
がないのは厳しい。

伝統的にArchやその派生のOSはGuiのパッケージマネージャー
をもっていなかったが、ついにきたかという感じだ。
少なくとも、 Archのコマンドになれない
自分のような初心者にはこれでも十分助かる。(その4に続く)



2012年11月23日金曜日

manjaro linux 64bit gnome-cinnamon その2

前回ibus-anthyの入力確認まで完了。
いよいよMozcをインストールする
mozcはmanjaroのrepositoryには存在しないので
Archのレポジトリーからダウンロードする。

参考)
http://wiki.manjaro.org/index.php/Arch_User_Repositories
これによると、基本的にarchlinuxはコミュニティーサイトが
レポジトリー(通称AUR、Arch_User_Repositoriesの略)
を管理しているため、どうしてもアップグレードで不安定になることが
避けられない。
そこでmanjaroはデフォルトでは独自のrepository
しか使わせないことにしているらしい。
つまりAURはサポートしていないのだ。
どうしても AURを使いたい場合は自己責任で
以下の作業を行えとのことである。

端末より
$ sudo pacman -S base-devel yaourt packer
上の入力を行うと

:: There are 12 members in group base-devel:
:: Repository platform
   1) autoconf  2) automake  3) binutils  4) bison  5) fakeroot  6) flex
   7) gcc  8) libtool  9) m4  10) make  11) patch  12) pkg-config

Enter a selection (default=all):

と尋かれるが気にせずenterを押しすべてインストール。
これで基本的なソフトとyaourt 並びにpackerが使えるようになり、
yaourtもしくは 、packerを使えば、自動的にAURからのダウンロード
も可能になる。

$sudo yaourt -S mozc

基本的に Edit PKGBUILD?にはnoを
Continue building にはyesを選択した。
死ぬほど時間がかかった。
具体的には次のようなやりとりがあった。

 mozc 1.6.1187.102-2
( Unsupported package: Potentially dangerous ! )
==> Edit PKGBUILD ? [Y/n] ("A" to abort)
==> ------------------------------------
==>
nを選択

==> Continue building mozc ? [Y/n]
==> ------------------------------
==>
yを選択

Proceed with installation? [Y/n]
yを選択


といった作業の繰り返しの末にmozcがインストールされる。
作業終了後
まずibusを再起動
その後anthyの時と同じ要領で
Mozcを追加し優先順位を考えて
anthyより上にあげてやる。

firefoxを起動して入力できればOK。(その3に続く)





manjaro linux 64bit gnome-cinnamon(0.8.2) その1

(追記2013 4/13)0.8.5を最後にcinnamonデスクトップでのリリースを切る模様、
今後Xfce,gnome3, KDEの3つのデスクトップになるようです(追記終了)

(追記2013 2/10) 0.8.3でミラーリストの問題が発生しているようなので
その4に加筆しておきました。(追記終了)

arch系のlinuxでcinnamonが使えるものとしては
cinnarchとこれの2つがとりあえず有名でどちらもヨーロッパ産のlinuxだ。
manjaroのキャッチフレーズは
"アーチリナックスを簡単に"
"単純さを楽しめ”。

すごく洗練されていて使いたいと思っていたが
日本語入力がうまくできなかった。
今回日本語入力ができたので記録しておく。
なおインストールせずにLiveDVD 上より行なっている。

(追記2013 2/15)
fcitx-mozcという日本語入力システムが
Manjaroのデファルトのリポジトリーに追加されていて
yaourtを使わずにすむので
ibus-mozcより簡単にインストールできる。
(追記終了)













ロケールの変更


bridgelinuxの場合とほぼ同じ
なお、Pacmanコマンドの使い方はmanjarolinuxその5に詳しく
書いてあるのでそちらを参照。

端末よりnanoで編集する。 
(nanoはctrlキー+Oでセーブ、ctrlキー+Xで終了。)

$sudo nano /etc/locale.gen

ja_jp.utf8の#をはずす。


$sudo locale-gen
でロケールを生成。



$sudo  nano /etc/locale.conf
LANG="en_US.UTF-8"のところを
LANG="ja_JP.UTF-8"に書き換えてやる。
LC_ALL=Cはそのままにした 。

次に具体的なロケールの変更はすべてCinnamonの場合
メニューよりSystemsettingsで行える。

menu>systemtools>systemsettings>Regeon and language


左のような
ウインドーが出る。
最初、項目にJapanese
は無いので、
左下の+をクリック
して追加し
左の様に緑のバーが
Japaneseのところに
かかったままにしておく。






上のタブを切り替えて layoutを開く。



ここでレイアウトとは
キーボードのことで
上の場合と同様に、
左下の+をクリックして、
Japaneseを追加してやる。










とりあえずログアウトして再ログインするが
再ログイン時のパスワードはmanjaro
username、ルートパスワードも同じ。
再ログイン後デスクトップ日本語表示 に切り替わる。

日本語入力


まずibus-anthyをいれて使えるか試してみた。
$sudo pacman -Syy
でレポジトリー更新
$sudo pacman -S ttf-sazanami
でフォントを最低限の日本語フォントを入れておく
(加筆1)ttf-kochi-subustituteやその他のフォントはAURにあるので
その2でレポジトリ−を追加したあとでインストールする。

また sudo pacman -Sの使用が初めての場合pacmanのアップグレードが優先
される、インストールが中断されるので、
その場合はもう一度同じコマンドを実行してやる。
(加筆終了)

$sudo pacman -S ibus-anthy

$sudo pacman -S ibus-qt

$ ibus-setup

でibus起動後タブのインプットメソッドの選択をクリック
日本語を選んでanthyを忘れず追加。
(結構選択だけして追加のクリックを忘れることが多い。)

注意)ibus-setupがエラーを起こす場合
一番多いのは#ibus-setupを行えば起動する場合は
ホームの隠しファイル.config内のibusファイルがrootになっていないか
確認し、もしrootになっていたら権限を変更するか、 ibusファイルをルート
権限で削除するとibusが起動するようになる。(終了)

しかしこれではまだ日本語入力ができない。
そこで最近tooroxの日本語入力に成功した際の方法を使う。

tooroxで日本語入力に苦心していた際xprofileという
ファイルが存在しないことに気づき、作ってやったらうまくいった。
desktopが異なるがこの方法でうまくできる。

geditを開き

export LANG="ja_JP.UTF-8"
export XMODIFIERS="@im=ibus"
export XMODIFIER="@im=ibus"
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export DefaultIMModule=ibus
ibus-daemon -d -x
を新規ファイルにコピーして.xprofile(ドットを忘れない)
と名付け保存。

ファイルを起動してhomeを開き
上のタブの表示(v)をクリックして「隠しファイルを表示する」
にチェックを入れたうえで、先程のファイルをおいてやる。

端末を開き
$qtconfig

上のタブのインターフェイスをクリックして
一番したのデファルトのインプットメソッド
をXimからIbusに変更してやる。
尚、qtconfigの詳しい図入り説明は
nettrunnnerのところ
を参照。

一度ログアウトして先ほど同様に再ログインすると
日本語入力ができるようになる。(その2に続く)


 

2012年11月14日水曜日

Bridge linux kde

追記)11/17間違いや記憶違いがあったので大幅に修正しました。
インストールはしていません。
結局Live状態では日本語入力無理でした。

BridgeLinux64Kde













Distrowatchをながめていたら
Bridge linuxというLinuxをみつけた。
ほとんど無名の Linuxだが
Arch系のLinuxでKDE、GNOME、Xfce
Lxdeなどのデスクトップで使えるらしい。

各デスクトップとのbridge(架け橋)という
概念は面白いので人気がでるかもしれない。

開発者の書き込みによるとXfceに一番マッチしている
とのことだが最近はKDEをもっぱらやっているので
KDEでやってみた。

Archはそもそもデスクトップを自分で構築すること自体を楽しむLinuxだが、
そもそも日本語化の段階で四苦八苦する非英語圏の人間にとって
デスクトップが最初からあるのは本当に便利だ。

日本語化

最初にパネルに表示されていた
キーボードの設定を英語から日本語に変更。

デフォルトのブラウザはchromiumで
早速起動してみるとフォントが入っていないらしく
文字化けした。

konsoleを開いて
package managerはpackerを使っているという
ことだがarch linuxをいじったことのない人間
にとってこれが最大の問題で
Cuiのパッケージマネージャーは
コマンドを知らないとどうしようもない。

とりあえず
$sudo pacman -Syy
でパッケージをアップデート

$sudo packer -S package(sは大文字)
でインストールが可能とわかったので

$sudo packer -S apper

いきなりApper(kpackagekit)
というグラフィックで扱える
パッケージマネージャーを導入。

apperでttf-sazanamiを検索したところすぐ見つかった。
続いてもkde-l10n-ja
をインストール。

ロケール

端末より

$sudo nano /etc/locale.gen

ja_jp.utf8の#をはずして

$sudo locale-gen

$sudo  nano /etc/locale.conf

LANG="ja_JP.UTF-8"を書きこんでやる。

あとはいつもどおりメニューからSystemsettings
をいじってロケールを変更。
一度ログアウトしてやる。

この時userloginをきかれるがuserloginはlive
passwordは不要。

もう一度ログインするとデスクトップが日本語になる。



日本語入力

日本語入力は最初apperでibus-mozcを探したがみつからず
やむなくibus-anthyを入れることになった。
XfceのデスクトップだとIbus-mozcがインストールできた
とのことだが残念ながらこちらの技量不足もあって
ibus-anthyまでしか入れることはできなかった。

(追記1)
最初にいじった時にはibusは起動
したがその後動かなくなってしまった。
一応mozcとibusは個別にインストールでき、
それと共に自動でibus-mozcもインストールはできるが
まともに起動しなかった。

~/.bashrcを編集して
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibusexportも書きこんだが
どうしてもibus-setupが起動しなかった。


(追記2)yaourtについて
archにはさまざまなパッケージ管理方法があってそのひとつに
yaourtというパッケージがある。
サードパーティーによって管理されている非公式パッケージだが
使いやすいことで人気がある。
レポジトリーはフランスにあるらしくyaourtというのは
フランス語でヨーグルトのことだそうだ。

 つかうには端末から

$ sudo nano /etc/pacman.conf

 をいじって最後の行に
 [archlinuxfr]
Server = http://repo.archlinux.fr/i686(64bitなら/x86_64)

を追加

$sudo pacman -Sy

追記3)上のものではなく下を使うと書いてあるサイトもある
$sudo pacman -Syy
$sudo pacman -Syu

追記3終了)

$sudo pacman -S yaourt 

 で使えるようになる。
使い方は
 $sudo yaourt -S package名

追記4) base-develの追加
$sudo pacman -S base-devel

2012年11月10日土曜日

OS4の日本語化(ライブDVDにて起動)

OS4 64bit
(追記 2013 12/12)
Distrowatchのランクから突然消えていたので探した所
突然休止したとの報告が出ていた。ホームサイトにいったところ
どうもBlack labo Linux projectという風に名前が変わっていて
OS名を再び変更したようだ。ただ現在ダウンロードしようとすると
このサイトは攻撃的なサイトだという警告がでるような状態なので
様子をみたほうがよさそうだ。
なお、サーバーは生きているようでアップデートは行えた。
(追記終了)


OS4は以前はpc/osという名前で呼ばれていた。
デスクトップはxfceでxubuntuを母体にしている。

以前はクラウドという言葉がまだ広まっていなかったが
そのころの物としてはネットアプリを意識したOSだった。
初心者向けで、豊富なソフトがあり、
扱い易く信頼性が高いせいか、
最近じわじわ人気が出てきている。

多分gnome3 をきらって逃げてきた人たちが使い始めたからだろう。
ちなみに次のデビアン(wheezy)
 もXfceのデスクトップが標準になるそうである。
どれだけgnome3が嫌われているかがわかる。

(追記 5/16)
残念ながらデビアンのdefault desktopはgnome3だった。
OS4は本来Xfceのデスクトップがメインだったが
最近はKDEのデスクトップもある 。

一般向けのものは無料で、OpenDesktopと呼ばれている。
また企業向けの有料版(enterprise版)もつくられはじめている。
現時点ではXfce向けのデスクトップとしては一番人気があるようだ。
(追記終了)


このブログを書き始めた時、
最初のディストリとしてこれを取り上げたが
名前も変更され、デスクトップのデザインもすっかり
変わってしまったのでここに書きなおしておく。

今回はインストールしていない。
ただしインストール自体はUbuntuと同じインストーラーを
使っているはずなので、さして難しくはないだろう。

いつもどおりdistrowatchからダウンロードした。
Xfceだが容量は優に1ギガを超えるので、DVDに焼いた。

パソコンユーザーのつぶやきさん
によればダウンロードに6時間くらいかかったとのことだが
日本国内に サーバーが作られたためか30分くらいですんだ。

まず、端末をひらいて
$sudo su

#apt-get update

でレポジトリーを更新。
(これをやっておかないとあとでlanguagesupportがうまくいかない)
 日本語化はメニュー>設定
にLanguage Support(言語サポート)
があるのでそれを使うとフォント類とlanguage-support-ja等
が一斉にダウンロードされる 。
いぜんは余計なものまで大量にインストールされたようだが
現在ではそんなことはないようだ。

一度ログアウトして再ログインしてやる。
その際ユーザー名にはcustomを入力
passwordは空欄(なにも入力しない)
にすると日本語化される。

日本語の入力も簡単でibus−mozcを
パッケージマネージャーから検索して入れるだけで事足りた。
(入力メソッド選択は Language Supportから可能)

個人的にはデスクトップの日本語は
gnomeやkdeに比べると物足りない気もする。
アプリの連携や自動化という点でもgnomeやkdeに慣れて
いる人にはさびしいかもしれない。

ただxfceのシンプルさを愛する人にとっては安心して使える
Linuxの一つだと思う。

(感想)
メモリーの使用量などはgnomeとさして変わらないらしいが
とにかく軽く感じる。
メニューをクリックしてから表示されるまでの時間が短く、
デスクトップがきびきびしている。

あときわめて個人的意見で申し訳ないが
このOSもそうだが、
最近Ubuntuを初めとして、両端にのいずれかに
縦にパネルを置くものが増えてきている。
おそらく従来の正方形に近い縦長のモニター
から新しい横長のモニターになって
横に伸びたスペースを有効に
活用しようという事なのだろうけれど 、
古いモニターを使っている自分のような人間
にとっては非常にブラウザが見にくい。

こういったOS使う際には従来のgnomeの様式に法って
パネルは上か下もしくは両方の端に置いたほうが
使い勝手がいいように思う。

(追記)Xfceデスクトップをさらに美しくしたい人のために

エメラルドテーママネージャー
 Ubuntu 向けのパッケージ
 https://launchpad.net/~nilarimogard/+archive/test

ありがたいことに個人の方が作って管理してくださっているようです。


Xfce向けのデスクトップアート置き場
http://xfce-look.org/




2012年11月9日金曜日

snow linux 3.1 gnome 64bit

snow linux gnome
ドイツ産のLinuxで前から注目していたLinuxだが
以前は致命的なバグが多かったのでどうなるか眺めていた。
人気はかなり上がってきている。
(今回もアップグレードかけるとkernelfailureが起こる
以前よりましになっているみたいだが個人的にはもうひとつ信用しきれない。)

このリナックスの特徴としてはlinux mint同様に
Debianの母体にしたものが3.1
Ubuntuを母体にしたものが 3.0
というふうに2つのLinuxを母体にしたものがあり
今回使ってみようと思ったのは、
gnomeのデスクトップは3ではなく

gnome2を使い続けているからだ。
(これはmate仕様ではなく、gnome2をカスタムで使い続けているという意味)
同様にgnome2をカスタマイズして使っているOSとしては
ZorinOSやSolusOSなどがある。

(訂正1)mateは現時点で gnome2から作られているそうです
これを書いていた時に途方もない勘違いをしていたので
ここで訂正しておきます。機会があればgnomeのフォークディストリ
についてまとめたいと思っています。 (訂正終了)

(追記)solusOSはもともとmateとは別に
gnome2からデスクトップを作っていましたが、限界を感じて
Consort desktop environmentという環境をGnome3から
新たに構築したそうです。(追記終了)

(訂正2)Zorin os もGnome3から独自のデスクトップを作っており
Gnome2のフォークではないそうです。
自分の勘違いでMateをgnome3のフォークと考えていましたが
現時点ではMateはgnome2を元に作っているようです。
gnome3への移行も提案されているようです。(訂正終了)



またdesktopはcinnamonも選択できる。


ダウンロード先 は
 http://www.snowlinux.de/download

今回はインストールせずにLiveDVDで日本語化してみた。

デスクトップの日本語化

1.フォント
synapticをつかって
sazanami font(ゴシック、明朝)と
kochi font(同じく)
をいれた。

2.ロケールの変更
menu>accessory>端末より
$sudo suで管理者に変更
#dpkg-reconfigure locales
でja-JP_utf8にチェックを入れてデフォルトにする。

3.一度ログアウト
再ログインの際のパスワードはlive
ログイン画面の言語の選択で言語を日本語に指定
して再ログインすると日本語になっているはず。
ダメな場合は/etc/default/localeを確認する。

日本語入力


ibus-mozcは最初からrepositoryに入っているので
Synapticでibus-mozc検索で出てくるので
それだけインストールしてやるとあとは自動でインストールされる。

日本語の切り替えはim-configなので
端末より
#im-config
でibusを選んでチェックをいれてやる。

キーボードもいつもどおりメニューから変更できる。

これで日本語化はひと通りすんだので
updateマネージャーを起動してupgradeをかけたところ問題が発生。
kernell failure が起こった。
これは自分のような初心者では致命的なバグな
のでここであきらめた。

このOSは前に2.0の時
KDEでインストール中にフリーズするという問題が
発生してフォーラムで問題になっていた。


まだ出たばかりなので情報がないがインストールして
使うつもりならば当分アップグレードはしないほうがよいだろう。
しばらくしてフォーラムに情報がはいれば修正されるかもしれない。

(追記1/28)最近非常に人気が高いOS。
一つには幅広いデスクトップを網羅しているのと
リリース速度が速いからだと思われるが
その反面どうもバグとりがうまく行っていないようで、
実際、うまく動かないデスクトップあるので
インストールするときは情報をよく調べて慎重に
いったほうがいいだろう。
(追記終了)






2012年9月30日日曜日

k4wineのこつ

caluculate linuxを使っていて、通常のwineをインストール
しようとしたところ時間ばかりかかってインストールができない。
またwinetricksもインストールできない。

仕方がないのでKDE向けのK4wineを初めて使ってみた。
まったく使ったことのないアプリなので簡単なメモだけ
残しておく。

いつものことながら、debianやubuntuに慣れている
せいかインストールにあまりにも時間がかかるのには
あきれてしまう。

ポートホールを使ってインストールを行う。

インストール終了後
メニューよりQ4 wineで検索をかけてクリック
ひと通り設定がすむと次のような画面が出る。














このままの状態だと文字化けするのでフォントをインストールする。
上のタブからsetupをクリック。
 
当初winetricksがインストールできず困っていたところ
デフォルトで組み込まれていることが判明。

















右上のワインのアイコンをクリックするとwinetricksが
起動する。

あとは通常の winetricksのやりかたで必要なフォント
をインストールしてやる。

wordpadなどを使う際には q4wineを起動した最初の画面から
systemをクリックし 右側のボックスにある一覧のアイコンを
クリックして使う。
たとえばwordpadならwordpadのアイコンをクリックしてやればいい。



2012年9月27日木曜日

Pclosの特徴、Mageiaとの比較

注)今更Pclosのことを書いているが少し前に書いて
すっかり忘れていたものに加筆したものなので
少し話が食い違うかもしれない。

mageiaとどう違うのかという比較がよく話題になるので
その辺りを気にしながら自分にわかる範囲で書いていくと

1.パッケージ管理

ともにmandrivaを親に持ち、ともにrpmパッケージを使うが
パッケージの管理コマンドは
mageiaがurpmiを用いているのに対して
Pclosはaptを使っている。

いわゆるApt-rpmというもので、
Guiのパッケージマネージャもsynapticを使っている。
DebianやUbuntuに慣れた人にはなじみぶかく、わかりやすい
ただしコマンドについてはAptitudeやdpkgは使えず、
そのかわりにrpmのコマンドが使える。

ダウンロードしたパッケージを個別にインストール
する際には、UbuntuだとGdebiパッケージマネージャー
があるが、それに対応するものとしてはrpmマネージャーがある。
ただし最初からインストールされているわけではない。
とくにインストールしなくてもrpm -iコマンドも使える。
ただし、rpmのパッケージであるため、Debian系列
ほど自由な互換性はなくあまり期待しないほうがいい。
せいぜいフォントで使えるものがあるくらいだったと思う。

ノンフリーのパッケージ、Javaや動画のコーデック等については、
Pclosは最初から入っていて、特に何もしなくてもいいが
Mageiaは後から入れてやらないといけない。

これはノンフリーのソフトに対する考え方の違いを反映している。
ちょうどLinux mintとDebianのような感じだろうか。

2.解像度、グラフィックの設定

UbuntuやDebianだと解像度の変更は
端末からeditorを使って自分でファイル
をいじってやらないといけない。
つまりxorg.configを作成しなおさないといけないのだが、
最近はデフォルトではxorg.configが存在せず、
自分のような初心者はあちこち調べて
1から作成しなければならず、きわめて鬱陶しい。

こういった設定はPclosやMageiaはコントロール
センターからGuiを介して行えるので簡単にできる。
どちらかというとPclosのほうが、
色数にいたるまで細かく設定できたと思う。

追記)ちなみにPclosの場合Proxyの設定もコントロールセンター
からできて非常に簡単だった。
より具体的には,ネット上でプロクシを見つけてきて
貼り付けるだけですんだ。(追記終了)

解像度の設定ファイルの解像度がどちらも新たに登場
した横長の画面の比率に対応していなかった。
Ubuntu系統のものも最近ではましになったが
以前は解像度で悩まされた。
Linuxの場合、グラフィックやモニターは最新のものに
対応していない場合が多い。

これは推定なのだけれど、どちらもMandrivaをもとにしているので
多分対応しているモニターやビデオカードの基本的な設定ファイルが
PclosとMageiaでほぼ同じなのだろう。

3.アップデートの通知

PclosがMageiaと大きく異なる点の一つとしてはアップデート
を通知してくれるアップデートマネージャーが無いことだろう。

より厳密にいうとPclosにも非公式のものは存在している。
ただし外部の人がつくったもので、しばしば管理人が交代したり、
メンテナンスが止まって使えなくなったりするので
組織によって管理された正式なものではなく、
デフォルトでインストールされているわけでもない。
またしばしば不具合が発生しているようなので
あまりおすすめしない。

基本的なアップデートやアップグレードは synaptic
を使って行う。
通知機能がないので、2〜3週間くらいの間隔で定期
的にこまめにアップグレードをしてやる必要があり、
あまりこの間隔がながすぎるとシステムに不具合が
発生したりすることもある。
このへんの事情はサイトによって2週間おきくらい
と書いてあるところもあるが実際には月1でも
問題なかった。

通知がないのは不便なようにも思えるが
人によってはウインドーズのようにのべつ幕なしでアップデート
の通知がくるのはいやだという人もいる。
慣れればあまり気にはならない 。

4.情報量
 
Linuxを使う上でもうひとつ大切なことは
そのディストリの情報がどのくらいあるかということがある。
Pclosに関しては本家のコミュニティーが活発で
英語圏からの情報はわりとある。

たとえばMageiaやSuseの場合、人気はPclosよりはるかに上だが
情報があってもヨーロッパ圏でドイツ語やフランス語
で情報交換がおこなわれていて日本までほとんど情報が
伝わってこない。

とはいえ、UbuntuやLinuxmintのように
日本国内に正式な支部があるわけでは無いようなので
情報はアメリカ発になる。

また日本語入力などは未だに公式にはanthy
しかなくMozcを使いたければ自分で作成するか
他に作った人が配布してくれるのを使わせてもらうしかない。

5、64ビットへの対応

あとPclosは正式には64ビットに対応していない。
64ビットがでるという話はたびたびあるが
今のところテスト版のみのようで公式にはでていない。

64ビットはMageiaから出ているのでとりあえず
そちらを使う方法もある。
ただしMageiaの場合、あたらしいOSなので
まだフォントやノンフリーのパッケージが十分
とはいえない。
恒常的な使用に耐えうるかは実際に使ってみないとわからない 。

6、レポジトリーの違い


すっかり書き忘れていたが、Pclosの場合、レポジトリーは一本化
されていて、普通はどれかひとつだけチェックを入れておけばよく、
複数のレポジトリーを選択していると、
特にアップグレードをかけるような場合に、
synapticマネージャーからひとつにしてくれという指摘を受ける。

サードパーティーが提供している特殊なレポジトリー
(典型的なものとして日本語入力用に追加したibus用のレポジトリーなど)
以外は、どのレポジトリーも基本的に同じなので、より近くの速度のはやい
日本国内のサーバーのレポジトリーをえらんでやるだけでよい。

これに対してMageiaの場合、そもそもレポジトリーの仕組み
そのものが違っていて、通称メディアという名前で呼ばれており、
またフリー、ノンフリーを峻別しているので、
その種類も多岐にわたっており、複数のレポジトリーを入れてやらない
とおそらく必要十分なパッケージがそろわないという違いがある。
(くわしくはMageiaのところに書いたがかなり細分化されている。)

DebianやUbuntuあるいはFedoraでもノンフリーや
マルティメディア用に特殊なレポジトリーを追加してやるのが普通だろう。

ただ自分に必要なレポジトリーを探しだして追加してやる作業は、
そのOSにそれなりに詳しくないと非常にわずらわしいので
レポジトリーが一本化されているのは、
Linuxにあまりなれていない人にとってはありがたい。

Mageiaは今後の発展に期待しているが、32ビット向けのデスクトップ
なら現状ではPclosのほうが、いいと思う。








2012年9月25日火曜日

Caluculate linux(kde 64bit)その4 感想

はじめに
Gentooのインストールがいかに厄介かということを書いて置きたい。

まず、CDとDVDの場合でやり方が異なる。
公式の情報が古く更新されているのか、あるいはどれが
最新の情報なのかわからない。

ここのマニュアルは古いものが消されず
ずっと残っていてその上に新しい情報を盛っているので
どの情報を信じていいのかさっぱりわからない。

単にパーティションを切るにしてもCUIの
Fdiskではかなり不安にさせられる。
さらにとにかくインストールの工程が多すぎて煩雑。

古くからのわけ知りの人ならなんとかなるのかもしれないが....
多分最近、新規の使用者が減っているのではないだろうか
最初から最低限日本語化されたDVDなんか作っておいておけば
いいと思うけれど、こういった行動がすごく緩慢だと思う。

むしろ個人の方で頑張って独力で作って配布しておられた
方がいたように思うが、ちょっとGnuの法的な問題
があるかもしれないのでこういったことは本来なら
公式に組織がやらないと行けないことだろう。

そういうわけでgentooを使ってみようかと思い
Livedvdをいじってみたところグラフィックの
インストーラーがなく、たまらず系列のものを
さがしたところ Caluculate linuxがsabayon
に次いで人気があり、デスクトップとしても
使用に耐えうるとのことだったので、
試しに使ってみたのだが、デフォルトで
portholeがインストールされてなかったことに驚かされた。
さすがに端末からPortageだけですべてをやりくりするのは
自分にはむりだった。

Guiのパッケージマネージャー(デビアン系のSynapticみたいなもの?)
は portholeが代表的なもので、
このportholeの長所はebuildさえあれば
好きなバージョンのソフトを自由にインストールできる事。
短所はソースからおこすので非常に時間がかかること
(これは洒落にならないくらい時間がかかり、
1日で済まない場合もある。)
と同時に複数のインストールを処理できないので
順番まち(キュー)が発生することなどがある。

Sabayonを別にすれば、バイナリーのパッケージを持たないことは
Gentoo系のLinuxでは当然なのだが 、やはりソフトウェア
のインストールにかかる時間が半端ではないので使いやすいとは
いえないだろう。
やはり デスクトップとしてはSabayonのほうが便利である。

日本語のロケールが根本的にないLinuxなので日本語化は
少し無茶をしなければならなかったが最終的に日本語入力
はIbus−mozcがつかえた 。

最初から入っていたブラウザはchromiumで日本語化しようと
したがどうしてもできず、google chromeでporthole
を検索するとすぐにでてきたので
こっちを日本語条件付きのアドバンストインストール
したら無事日本語で起動できた。

firefoxは現時点での最新版(15.01)はなぜかfirefox
ではインストールできず同じくportholeの検索
で引っかかったfirefox-binでインストールできた。

問題なく使えたがなぜか表記は firefox-binのまま
operaもportholeからインストールできる。

逆にportholeを通さず
Ubuntuのように直接サイトから落としたtar
のパッケージをそのままデスクトップで展開して
使うようなことはできなかった。
 (加筆1)その後使うことはできたが
アドオンが消えてしまったり、追加できないバグがあった。
(加筆1終了)
(加筆2)
−binのつくパッケージは
gentooの数すくないバイナリーパケージだそうで
あまりにもソースからの組立に時間のかかるものは
バイナリーパッケージが用意されている。
この他libreoffice関連もバイナリーが用意されている。
(加筆2終了)

要はインストールするにはEbuildの設計図を
必ずいれてやる必要があって
このへんの偏屈さが哲学者のLinux
というあだ名を付けられる理由だろうか 。
使用感はソフトウェアのインストールに時間がかかるという事を除けばおおむね軽いように思う。

一部のソフトや
Caluculate linuxのシステム設定(caluculate console)などは
どうしても日本語ロケールがなく、そもそも翻訳さえされていない
ため日本語化はできなかった。

また日本語フォントの設定ファイル
(69-language-selector-ja-jp.conf)もないので
他の日本語設定のしっかりしたLinuxから入れてやる
必要があった。
 
もっともCaluculate linuxのシステムが使えなくても
KDEのコントロールセンターが代替的に機能
するし、ほとんどGentooと同じなので特に支障はなかった。
手軽にGentooがインストールできて楽しめたのでよかった。

(追記)一時期portholeがつかえなくてお手上げ状態だったが
13への移行でどうやらportage自体がパッケージから排除された
ことが原因だったらしい。
#eix-sync
でportholeが入った。

Calculate linux (kde64ビット)その3 portholeの使い方

portholeの使い方(わかる範囲で)
1)フォントのような簡単なものの場合

 findの欄にsazanami
といれて検索すると
media-fonts/sazanami
がみつかる。

左上のemrgeをクリック
するとインストールが
はじまる。








2)設定が必要な場合
下の例はgimpを使った場合

デフォルトでインストールされているが
このままだと英語しか表示されないので日本語
を入れてやる必要がある。


gimpで検索したあと
adv emerge(アドバンスト)
をクリックしてやる。











下のようなウインドーがあらわれるので


usrflagsの中にある
lingus_jaのボックス
にチェックをいれて

右下のExcute
をクリックすると
インストールが始まる
フォントの時と違いかなり
時間がかかった。






ほとんどの場合adv(アドバンスト)で
useflagを設定する必要があると思う。
あとサイズの大きなものほど時間がかかる。

(追記)Gimpの場合は上の方法で日本語化が可能だったが、
IbusやAmarok、K3bなどはネット上から日本語のPOファイルをダウンして、
ルート権限で/usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/
に貼り付けてやる方法で個別に日本語化した。

(追記2)Mozcのインストール
これもadvを使ってやらなければならない
上の表のUseFlagの下の欄にKeyword to acceptという欄がある。
この欄のなかのamd64というボックスにチェックを入れて
その上で右下のExcuteをクリックしてやる。


Calculate linux(kde64ビット) その2 日本語入力

日本語入力

追記12/1)この日本語入力の情報に関してはその後の
自分の調査でいくつか誤りが判明してきたのでいずれ時期
をみて書き直したいと思っている
Ibus-anthyについては問題なくインストールできる
がMozcについてはうまくいかないので原因を再調査中です。
追記終了)
追記2)1/14
 Mozcのインストールについて全面的に書き直しました。(追記終了)

その1でportholeをインストールした。

注意)一時期portholeがインストール出来なくなっていたが
これはCalculate13への移行に伴ってportageのソフトが
DVDから外されたためでまず最初に
#eix-sync
を必ずおこなう。

その後これを使って必要なものをインストールした。
1)フォント
日本語環境のない状態から始めているのでフォント類が足りない
sazanamiやkochiは最低必要。
IpaやTakaoフォント、梅フォントなどもportholeを使って
検索しあれば入れておく。

また日本語フォントの設定ファイル自体がないので
設定ファイルを何とかしてやらないとならない。
自分はLinux mintの69-language-selector-ja-jp.conf
というファイルを使った。

使い方は 
manjaro linux その4の2のYoutubeの文字化け
のところに書いてあるので参照


2)ibus
ibusで検索してibus−qtをインストール
続いてibus-anthyもインストール
ここまでは
問題なくインストールできる。

ここで注意しないといけないのは
日本語入力確認の際には
デフォルトのchromiumブラウザは使わないことだ。
chromiumが最初の段階で日本語入力対応になっていないので
日本語入力できない Lingus_jaというユーザーフラグ
をつけてあとでPortholeを使って再インストール
してやる必要がある。
とりあえずこの段階ではKwriteで試してみるのがいいと思う。


Ibusの設定方法はqtconfigを用いたので以下参照
http://tibiwan8-linux.blogspot.jp/2012/08/netrunner.html

3)Mozc
(この項目は以前間違っていたので大幅に書き直しました。 )
以前に書いたときは
ibus-mozcのインストールが必要だとかいたが、
必要ないと判明した。

他のLinuxではibus-mozcというパッケージがあるので
以前はGentooでもそうなのかと思っていたところ、
ibusとmozcを別々にいれてやればいいという事だった。
すでにibus-anthyが起動する状態ならば
あとはmozcだけをインストールするだけでいい。

ただしamd64というkeywordをつけてやらないと行けない
これは次のPortholeの使い方を見てくれればだいたいわかると思う。
ただし非常に時間がかかった。

これ以下の記述は以前のままだが特に問題はないと思う。

追記)通常Ibusを使う際には普通
/home/usrname/.bashrcなどに以下の書き込みをする
export GTK_IM_MODULE=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
/usr/bin/ibus-daemon --xim -d &
が勘違いでなければ、特に必要なかった。

追記2)12月1日の記述
その後wineをインストールした際
notepadでの日本語入力ができなかったため
~/homeに.xprofileを作り上記内容
を書き込んだところ日本語入力ができるようになった。
追記2終了)

その3で portholeの使い方を自分にわかる範囲で書いておこうと思う。


2012年9月24日月曜日

Calculate linux(kde 64bit) その1 日本語化



Gentooは未だにインストールをfdiskで行なっていてインストールが面倒なので
同系列のLinuxでわりと簡単にインストールできるものを探してみたところ
このLinuxをみつけた。
ロシア産のLinuxで日本語環境をもたないので日本語化が手間だった。


 Calculate linuxの基本的なコマンド

#emerge --sync                                 アップデート
#emerge --search  package名  使用可能なパッケージを探す
#emerge package 名      インストール(逆はunmerge)

#layman -S               
オーバーレイ(追加レポジトリ−のようなもの)のアップデート

参考)各ディストリビューションのコマンド比較

https://wiki.archlinux.org/index.php/Pacman_rosetta


日本語化

1)ロケールの作成と変更

端末を開き
#nano /etc/locale.gen
ja_JP.utf8が存在しないので一番下の行に書きたして、
そのままで
#locale-gen
ja_JP.utf8が作られて存在しているか確認
ここからはGentooのロケールの作り方そのままに
/etc/env.d/02localeに
LC_ALL="ja_JP.utf8"
を書き込む
#env-update
一度ログアウトして
ロケール を確認
$locale
ja-jpになっていればよし。

2)日本語化

本来日本語環境のないLinuxなので、日本語をいれるには少々無理をした。
良い方法かどうかはわからないが以前Tooroxを日本語化する際
用いた次のような方法で日本語化した 。

最初からのブラウザはchromiumなので
それを使ってDebianパッケージのkde-l10n-ja
(なるべく近いバージョンのもの)
をダウンロードし展開。
data.tar.xzというファイルが展開されて出てくる
のでこれを再び展開しusrファイルを取り出す
alt+f2同時押しでkrunnerを起動
kdesu dolphinと入力してルート権限でdolphinを発動。
/usr/share/locale/jaに展開したkde-l10n-jaのusrファイルの
jaのディレクトリーをそのまんまぶちこんだ。
(後にUbuntuの4.9.1を見つけたのでそれと入れ替えた。)

あとははいつもどおりシステム設定からロケールをいじって
日本語化。

(追記)kdeの日本語ファイルはsabayon-distroというoverlay
にあることがわかったのでそのoverlayを追加してやれば
インストール可能。ただし上のやり方の方が速い。

Portholeのインストール

ここへ来てGuiのパッケジマネージャーがないことに気づいた。
ネットで調べると Gentooの場合Portholeが一番よく利用されている

フロントエンドのパッケジマネージャーらしいCuiだけだと
細かい設定が不便なので端末より
#emerge --search porthole
でPortholeがあるかを確認し
#emerge  portholeでインストール。
 portholeはrootで使わないとインストールできないので

メニューを右クリックして
アプリケーションの編集で
kdesu portholeコマンドで 新たにメニューを作って、
パネルに置いた。

(追記11/20)portholeのバージョンが6.1になったせいか
パッケージが見つからず簡単にインストール出来なくなっている。
おそらくupgrade しなければならないがDVDからだとメモリーが
辛いかもしれない。
(追記11/30)portholeがうまくは入らない場合一度
#layman -d calculate
でcalculateのlaymanを外し、
layman -Sで更新をかけたあと再び
#layman -a calculate
でlaymanを追加し直すと治るようだ。

(追記1月)その後calculate13に移行Portholeの問題は
#eix-sync
で全面的にアップデートすることで解消された。



2012年9月22日土曜日

linux mint maya kde (64bit)でibusのアイコンがトレイに表示されないこと

1. ibusのアイコンがトレイに表示されない

mintはkdeでもやはり鉄板というか安心して使える。
そういうわけであまり書くこともないのだが、

自分の環境で1つ問題があったのは
ibus自体は使えたが ibusのアイコンが
システムトレイに表示されないことだった。

これについてはいろいろなサイトを調べたがほとんど
gnomeでの報告しかなかった為、自力で考えてみるしかなかった。

自分の環境下では
$ibus-daemon -xvr
を入力すると gtk-missing-image がどうのこの
というふうなことを言われた。

そこで gtk-missing-imageについて調べていたところ
gnome-icon-themeの中にそれが含まれていることがわかった。

おそらくkde環境なのでgnome関係のアイコンテーマが入っておらず、
たまたまibusがgnome系のアイコンを使っていたためアイコンが
なくて表示されていないのではないかと考えて、

パッケージマネージャーからgnome-icon-themeをインストール
念のために
$ibus-daemon -xvr
をもう一度入力して
文句をつけられるかどうか確認したところ問題なし。
さらに
$ibus-daemon -d
を入力してアイコンが表示されるか確かめた。
その後再起動すると、無事にトレイにアイコンが表示されるようになった。

(追記)medibuntuが廃止されたのでrepositoryから medibuntuを排除
しないとアップデート時に異常が発生する。(追記終了)

2.kontactの問題

 はじめてデスクトップにログインすると
/local/share/contactsがありませんという表示が出る。

この場合
./local/share/contactsにcontactsというフォルダーを新規でつくってやると
このような表示がされなくなる。

 




2012年9月7日金曜日

debian squeezeでWin2-7packを使う

windows7そっくりのWin2-7packというデスクトップスキンを
Debianに入れてみようとしたところdebianのパッケージに
emerald theme managerがないことが判明した

1)emeraldを探す。

ubuntuパッケージサーチでemeraldで検索すると出てきた。
emeraldをダウンロードしてGdebiパッケージマネージャー
から インストールすると依存関係が足りないと言われて
同じサイトよりlibemeraldengine0というパッケージも
ダウンロードしてインストール。
無事エメラルドテーママネージャーが起動できた。

2)gnomenu
gnomenu ppaでグーグル検索し、比較的に内容が近いと思われる
Lucid Lynksのものをダウンロード。
Repositoryとgpgをsynapticに貼って インストールした。

3)dockbarx
これも同じようにppaをさぐってLucidのものをいれてやった。

4)Win2-7packをダウンロードし展開後
GUIinstall.shをダブルクリックするとインストールが
始まる。もちろんrestricted.

5)plymouthをインストールし
kde look orgより7という名前のplymouth
のテーマをダウンロードして
展開後/usr/share/plymouth/themesにおいてやる。

6)plymouth を設定しなおす。

小技
screenletsのclockはカイロクロックを使うことができる。
/usr/share/screenlets/Clock/themesに
gnome-look-org からおとしたカイロクロックのテーマ
を入れてやると screenletsでカイロクロックが使えるようになる。








2012年8月30日木曜日

Debian plymouthの設定

plymouth関連は苦手でUbuntuの情報はあるのに
debianで調べると意外に出てこない。

全く同じかというと微妙に異なる
他に詳しいサイトがあれば紹介していきたい。

Ubuntuとdebianで微妙にplymouthの扱いが違うようだ。
Debianではデフォルトではplymouthは入っていないので、まずインストール。
テーマは/usr/share/plymouth/themesに置かれる。
(Ubuntuとは異なるので注意。)

段取りとしてはまずgnome look orgのようなところから
自分の気に行ったテーマをダウンロードし、
先程の /usr/share/plymouth/themesに配置。

最初の設定(他にテーマが入ってない場合)は

#plymouth-set-default-theme  (テーマ名)

変更するなら2回目以後からは
# plymouth-set-default-theme -l

で現在インストールされているテーマを確認。

その上で

# plymouth-set-default-theme テーマ名 -R

その後忘れず
# update-initramfs -u -k バージョン


バージョンのところは面倒くさければallにしておくと
すべてのカーネルで同じテーマになる。

どうしてもスプラッシュが表示されない場合はdebianだと
まだ、startupmanagerが使えるので、スプラッシュを表示する
の項目にチェックを入れてやるといい。

Ubuntuだとでstartupmanagerは古いアプリになるので
Xが飛ぶ場合がありかなり使用が制限されていたと思う。

参考サイト1)揮発性のメモ
http://d.hatena.ne.jp/iww/20111212/plymouth

追記1)Ubuntuの場合は
/lib/plymouth/themes/の中にthemeをおいてやる。
 
追記2)plymouth managerというguiのツール発見
 デビアンパッケージなのでGdebiでインストール可能
http://sourceforge.net/projects/plymouthmanager/files/



2012年8月25日土曜日

linux mint debian ログイン画面の背景を変える

パソコンユーザーのつぶやき(http://pc-usr.seesaa.net/article/211888579.html)
を参考にさせていただきました。貴重な情報ありがとうございました。

上記サイトではarchi linuxですがLinux mint debianで試してみました。


1)/usr/share/backgroundsに自分が使いたい壁紙画像ファイルをコピーしておく。

2)ログイン画面で「システム設定」が自動起動するようにする。
$ sudo cp /usr/share/applications/gnome-control-center.desktop  /usr/share/gdm/autostart/LoginWindow

3)いったんログアウトして、自動起動した「システム設定」画面の「背景」をクリックして「背景」の設定画面に切り替える。>壁紙を変更。

4)壁紙変更したらログイン後、ログイン画面で「システム設定」が自動起動しないようにする。
$ sudo rm /usr/share/gdm/autostart/LoginWindow/gnome-control-center.desktop

ただし、この方法はdebiansqueezeには使えないそうです。

squeezeでの変更方法
 http://pc-usr.seesaa.net/article/271530352.html

kio-sisinfoのアイコンをデスクトップに表示する

My Computerをdesktopに作成する
(kio-sisinfoのアイコンをデスクトップに表示する)
  1. kio-sysinfoをインストール

  2. 以下のDesktop EntryをMyComputer名でdesktopに作成 
My Computer [Desktop Entry]
Categories=KDE;Qt;System;
Comment[ja]=
Comment=
Exec=konqueror sysinfo://
GenericName[ja]=
GenericName=
Icon=computer
MimeType=
Name=My Computer
OnlyShowIn=KDE;
Path=
StartupNotify=true
Terminal=false
TerminalOptions=
Type=Application
Version=1.0
X-DBUS-ServiceName=
X-DBUS-StartupType=
X-KDE-SubstituteUID=false
X-KDE-Username=

KDEでhomeをデスクトップにつくりたい場合
homeをクリックしてダウンロード

2012年8月16日木曜日

PCLinuxOS KDE4.8.3へのアップグレード

PCLinuxOSのフォーラムを見ていたらKDEのアップグレードが来ていた。
びびりながらもアップグレード開始。Synapticから行えるらしい。

Synapticマネージャーを起動


















設定>レポジトリ(R)をクリック



















レポジトリーは日本国内の自分が使っているものを選んだ。
セクションのところがKDE4になっている。

これを4を消してただのKDEだけにしてやる。

つまり
main updates nonfree kde4 games xfce4 を単に
main updates nonfree kde games xfce4 として
忘れず再読み込みをおこなう。


 検索をクリックKDEupgradeで検索をかける。




KDEupgradeをクリックして適用。
再び再読み込みを行う。

状態(T)をクリック

















すべてアップグレードを選んで適用をクリック。
(ここからは後戻りができないので、前もって
デスクトップのスナップショットをとっておく
なりnew activityを保存しておくなりして、
再起動後のデスクトップ変更に備えておく。)


Synapticマネージャーはそのまま開いておいて
Konsoleを起動

 [@localhost ~]$ rpm -qa |grep 4.6.5 
 を入力してkde4.6.5のパッケージが残っていないか
確認し、残っているようならそれらを Synapticで
削除してやる。(3つか4つくらいあった。)

最後にもう一度Synapticを開いて
kdeで検索をかける


少し面倒な作業だが
アップグレード
したKDE関連の
パッケージが表示
されるので、
同じ名前のダブリや
重要なアップグレード
のやり残しがないか
右の赤枠の中を
注意して手作業
で処理してやる。




特にダブっているパッケージやおかしなこと
はなかったので、恐る恐る再起動。

再起動後、言語とキーボードの再設定をまず訊かれた。

デスクトップは新しいものに切り替わっているが、
パネルのアイコンの並びや壁紙が、変えられてしまっているので、
デスクトップに新たに表示された RestoreMyKDEdesktop
というアイコンをクリック。

一度ログアウトすると元のデスクトップにもどっていた。

あたらしいウィジェットも使えるようになったし
長い間ほったらかしだったsystemtrayのibusのicon
も無事表示されるようになった。

(追記)
KDE4.8へのアップグレードが
システムサウンドが消失するというバグが発生
kdeのシステム設定からのサウンド設定ができなくなっていた。
フォーラムにいくつかの解決法が出されたが最終的には
phonon-vlcというパッケージをアンインストールすれば
治るようだ。






2012年8月14日火曜日

Mageia 2 KDE 64




Mageia KDE 64














最近Mageiaの人気がすごくのびている。
まだアプリの数が揃っていないだろうと
3が出るまでもう少し様子を見ようと思っていたが、
CDから起動してみると、起動しただけで日本語化されていて
nvidiaのdriverも認識するし,ibus-mozcもデフォルトで入っていた。
そういうことでインストールしてみることにした。

Distrowatchでしらべると
日本国内のミラーは山形大学にあったのでそこからダウンロード。

デスクトップのインストールのアイコンをクリックすると
下のウインドーが現れる。















次へを押すと















ここではディスク全体を消去して使うを選んだ。
















grub(グラフィカル表示)を選ぶと
セキュリティーパスワードは入力できない。
(その場合は自動ログインになりパスワード不要)














完了を押すとインストール開始。

普通、インストールの終了時にパスワード等の
設定を行うが、このディストロの場合
再起動後にパスワードと名前 ユーザーネーム
を決めて入力する。

(インストール終わりにパスワードを決めるとしばしば
忘れることがあるので再起動後にログイン出来なく
なるのを防ぐためだろうか?)

操作は同じMandriva系列のPclosによく似ていて
同じようなコントロールセンターを持っている。

解像度の設定も同様で、自分が使っている
横長のモニターにxorg.confがあっていなかったため
以前 Pclos用に作ったものをそのまま流用した。
やり方は以下を参照

参考PCLOS(pc linux os)解像度

defaultのブラウザはfirefox
アップデートしても10.06とちょっと古め。
(現時点での最新版は14.01)

デフォルトの日本語フォントは梅フォントのみで
東風(こち)フォントやさざなみは入っておらず
flashやfirefoxのpluginも最初の設定では
検索しても出て来なかったので
”メディア”を追加 してやらなければ
いけなかった。

やり方はコントロール
センターを開き、まずは
”アップデートのためのメディアを設定 ”を変更。
”メディア”というのはデビアン系でいう
レポジトリーのようなもの。

よくわからなかったのでダブらぬように
ひと通りのメディアにチェックして、
設定しなおした。


追記)メディアの分類
http://d.hatena.ne.jp/kakurasan/20110602/p1
の記事より抜粋。

  • core: 自由なソフトウェアやデータ
  • non-free: 自由でないソフトウェアやデータ
  • tainted: ビルド済みだと特許などに触れる可能性があるもの(自分でソースからビルドすれば問題はない)・自由/自由でないものが混じっている
  • Release(リリース時のバージョン)
  • Updates(不具合修正/アップデート版)
  • Backports(バージョンは新しいが不具合を含む可能性がある) 


システムアップデートを行ったあと
”rpmをインストール”から
フラッシュとgecko-mediaplayer
を入れてやることで
firefoxのpluginはだいたいが入った。

さざなみフォントはメディアアップデート後に
見つかったが東風(こち)フォントが見つからなかったので
これは外部から落としてインストール。

アップデートについてはメディアの数
を少し増やしすぎたのかかなり重たく
なってしまった。
これはmandrivaも同様で、GUIを使った
インストールやアップデート
には時間がかかったと記憶している。
Guiのパッケージマネージャーは
OpensuseのKDEと同じく
apper(kpackagekit)を使っている。
ibus関係で必要のない国の言語が入っていたので、
そういった必要ないものはメニューから右クリックで
アンインストールを選ぶとパッケージマネージャー
が開いて自動でアンインストールできる。

Open Suseとよく比較されるが
SuseのYastはシステムとしてはわかりやすいが
一元的で、中央から何もかも制御している
ようで重く 感じるのにくらべるとそれよりは
軽いようにおもわれる。

デザインもmandriva以来の洗練されたおしゃれなデザイン
で Suseの質実剛健で現実的だが、すこし野暮ったいデザインとは対照的だ。

日本語の状態も Suseではルート起動時などに部分的に
日本語化がなされていないような場所があったがそういう
こともない。

少し前にmandrivaを触った時にはバグだらけの
悲惨な状態だったので、死亡宣告をしたことが
あったが、mageiaはもはやmandrivaの後継
と言っていいだろう。

日本語のフォントや一部のnonfreeのパッケージなどまだ不十分な
ところはあるが一応使えるようだ。

ただこれは始まりでこれからどんどん良くなってくれると思う。
またdebianからubuntuが誕生したように 優れたOSがここから
誕生してくれることも期待したい。

(追記2013 6/9)やっとのことでMageia3がリリースされたが
どうも評判が悪い。以前に本家帰りしてしまったらしい。
日本語入力がうまく行かないだけではなく、ネットからの
インストールがうまく行かないらしい。
当分さわらないほうがよいだろう。

(加筆)
一応LiveDVDの状態でいじってみたところ
日本語化と日本語入力(ibus−mozc)はできる。
インストールはしていない。(加筆終了)
(追記終了)









2012年8月12日日曜日

文字化けで削除できないファイルの削除

たまたまテーマ関連のファイルをダウンロードして
展開したところファイルが文字化けした。
拡張子までもが、化けてしまっていて、
復元のしようもなく、削除もできない。
削除のサイトをあちこちと調べてやってみたが
なかなかうまくいかず、下のサイトを参照して
やっとうまくできた。
(助かりましたどうもありがとう。)

文字化けで消せないファイルの消し方
(http://centos.bungu-do.jp/2008/05/linux.html)

まず端末を開き
cdコマンドで文字化けファイルのあるディレクトリーに移動
ここではdownloadsのfileに文字化けファイルがあるとすると
$cd /home/usr's directory/downloads

各ファイル、ディレクトリにはi-node番号というのがあるらしいので
lsコマンドでdownloads にあるすべてのファイルのi-node番号を表示させてやる。

$ls -i

これでそのディレクトリーにあるファイルの i-node番号のすべてが表示される。
(予め文字化けファイルだけを隔離しておけば便利。)

例えば文字化けファイルが ?V?????t?H???_という名前だとすると
 238939076 ?V?????t?H???_というふうに表示されるはずで
238939076というのがi-node番号になる。

findコマンドで確認
$find . -inum 238939076 
を入力すると ./?V?????t?H???_がちゃんと出てくる。 最後に
$find . -inum 238939076 -exec rm -rf {} \;
 で削除される。






2012年8月3日金曜日

Netrunner4.2 Dryland 日本語入力

Core2duoでチップセットRadeonX1250
のバックライト切れジャンクPCが
3000円ほどだったので思わず衝動買い。
どのLinuxをインストールするかでまよい、
はじめKanotixのテスト中のDoragonfireを
入れてみたところ、まだかなりのバグがあって
使える状態ではなかった。

そこで日本ではあまり知られていないが
海外ではよくLinux mint KDEのライバルとして
あげられるNetrunnerというOSをインストール
してみた。

Kubuntuから発展したOSで、
もとのKubuntuはバグが多いため
Ubuntuと比して評判があまり芳しくないが、
このOSはちょうどUbnutuとLinuxmint
のような関係のOSで海外の評判もよい


Netrunner KDE 64


Netrunnerという名前だが
別にクラウドに特化した
OSという訳ではなく
むしろ本格的な
デスクトップ向け
のOSだ。







インストールはKubuntuを基本
としているだけに簡単だったが、
ただかなり時間がかかった。

日本語化の作業はいつものように
フォントのインストールとKde-l10n-ja
firefox-l10n-jaなどをインストール
最後にKdeのシステム設定で
ロケールをいじって再起動。
 

日本語入力の設定

ibus-mozc
関係のパッケージを落として
インストール
入力メソッドの選択には
im-configという
パッケージを つかうことが多いのだが
インストールすると削除されるパッケージ
があったのでqt4-qtconfig(qtconf)
をつかって設定した。

やり方としては
メニューの検索のところに
qtconfと入力してやると
下のようなウインドーが現れる。

















赤で囲んだインターフェイスのところをクリック


















ウインドーの下の方にデフォルトのインプットメソッド
というのがあるのでibusを選択して再起動すると
入力できるようになる。

使ってみた印象としては、何というか
全体的に重いという感じだ。

たとえば、
Firefoxにはダウンローダーやadblock
などが最初からインストールされていて
それ以外にも通常のものとはちがい
いろいろ機能がついているせいか
非常に重く感じる。

SuseなんかだとYastを起動する場面では
たしかに、ものすごく重いのだが、
それ以外の場合わりと、はきはきしている 。

この重さは個人の主観的判断で申し訳ないが
siduxtionのようにdebianのSidから
直接KDEをかぶせたものや32ビットでも
Pclosのほうが軽いように思う。

これはおそらくただでさえ重い
Kubuntuに さらにプログラムを
挿して作っているからだろうか。

日本語の環境はさすがにUbuntuやKubuntu
での成果が利用できるため他のLinuxに比べて
はるかによいと思う。

バグとはいえないがkwalletがいろいろ口出し
してきてうるさいのでアンインストールした。

参考1)kwalletのとめ方

システム設定> アカウント詳細>KDEウォレット>
KDEウォレットサブシステムを使うのチェックをはずす
そのあとログアウト。


追記1)ヘッドフォンを指しているにもかかわらず
スピーカから音が出るバグを発見今後また新たなバグ
があれば、書き留めておきたい。

追記2)当初OS側のバグと思われたヘッドフォンの
異常はその後いくつかのOSで調べた結果
サウンドカードの差し込み口の異常でソフト側の問題
ではないことが判明。
その後サウンドカードを交換し無事になおった。
 
追記3)日本語入力の別の方法

synapticを眺めていたら
im-configと同じ働きをする
im-switchというパッケージが
最初から入っていたので
qt-confやim-confを使うかわりにこれを
用いることもできる。
(追記終了)

端末を開いて$im-switchと
入力してやるとzenityが入っていないと
言われるのでzenityをインストール



再び$im-switch
を入力すると右の
ウインドーが現れるので
3行目のuse iBusに
チェックをいれ、
再起動すると
日本語入力が可能になる。




どちらの方法でも日本入力できるようなので
どちらをためしてもいいと思う。

総評としてはKubuntuの成果が
利用でき、比較的無難で癖の少ない
扱いやすいLinuxだと思う。


追記4)ファイヤーフォックスのコピーがうまくできない
どうやらプログラムが抜けている模様 。

参考)
ファイヤーフォックスのコピー&ペーストができない
http://whatsupmm2.blog99.fc2.com/blog-entry-27.html


Linuxの場合ホームの隠しファイル
~/.mozilla/firefox/xxxxxx.default
の中にuser.jsというファイルを作っておいてやる。

editorを使って以下をコピー

user_pref("capability.policy.policynames", "allowclipboard");
user_pref("capability.policy.allowclipboard.sites", "http://www.mozilla.org");
user_pref("capability.policy.allowclipboard.sites", "http://blog.ameba.jp");
user_pref("capability.policy.allowclipboard.Clipboard.cutcopy", "allAccess");
user_pref("capability.policy.allowclipboard.Clipboard.paste", "allAccess");

名前をつけて保存 でuser.jsという名前にxxxxxx.defaultにおいてやる。

(追記終わり)

 

2012年8月1日水曜日

Pclos ログインスクリーンの撮影

 pclosで自分のログインスクリーンを撮影する方法

kdm のログインスクリーンをデスクトップ上から
取る方法をさがしてみた。
参考サイト
http://opendesktop.org/content/show.php/?content=90516
上のサイトではKubuntuを使っているので
少し説明が異なる。

①x11-server-xephyrをインストール
②kdmrcの設定変更
/usr/share/config/kdm/kdmrc
をルート権限のテキストエディターで変更
一番下の項目に[Xdmcp]があるので

[Xdmcp]
 Enable=false
 となっているところを
 Enable=trueにかえてやる
③再起動してログインし端末(Konsole)を起動。
$Xephyr -query localhost -screen 800x600 :1
④ 800x600のサイズの真っ黒なウインドー出現
しばらく待つとログインスクリーンが映る。
もちろんKsnapshotで撮影できる。


コンソールログイン(テキストモード)から通常ログインへの復帰


テキストモード移行するには
 CTRL + ALT + F1


ログインスクリーンに戻るには

CTRL + ALT + F8 or CTRL + ALT + F7
(F8、F7キーはOSの種類による)

フェドラ系のinitを使うデスクトップなら
一度ルート権限で
#init 3
を入力してXをとめ、
再びルート権限で
#init 5
してやると通常のログインができる。

pclos clamtkのアップデート freshclamの設定

linux向けのAntinti-virusはいくつかあって
以前はkde向けのklamavを使っていたが
どうやらKDE4以降開発が止まったようなので
clamtkを使って見ることにした。

Ubuntuだと
Clamtkをインストールしたあと
ルートで端末を開いて
#freshclam
を 入力してやればウイルスデータのアップデート
はそれで終わりなのだが、

Pclosの場合はClamtkを立ち上げるとウイルスデータ
が最新でないと言われ、しかもいきなり
 #freshclamを入力しても
設定ファイルが設定されていないと言われるだけ。

そこで設定ファイルを少しいじってやる。

設定ファイルはfreshclam.confという名のファイル
で/etc/freshclam.confにある。

8行目くらいに
# Comment or remove the line below.
Example

となっているところを
このままだと Example扱いなので#をうってコメントアウトし
#Comment or remove the line below.
#Example

というふうにしてやる。
その上で端末から
 #freshclam
を入力してやると
最新のデータがインストールされる。



2012年7月28日土曜日

linux YouTubeでのコマーシャルの文字化け

1フラッシュの文字化け

広告フラッシュの文字化けを単に見たくないだけなら
firefoxのアドオンにadblockplusなどのアドオンを追加
すればいいのだが、それだとたまに動画自体が落ちてしまうことが
あり、一応文字化けを防ぐ対策を考えてみた。

OpenSuseをいじった時にYouTubeで
”5秒後に広告をスキップできます”と言った
内容の説明の部分が最初の”5”の部分以外
文字化けするのが気になって調べてみた。

当初全く原因がわからず考えこんでしまったが

フラッシュの異常はjavaが噛んでいる
と考えて、いろいろ読んでいるうちに
わかったのは
kochi-mincho
kochi-gothic
sazanami-mincho
sazanami-gothic
の 4つのフォントが
Javaファイルのフォント設定
と関連しており、これらの1つ
でもかけるとこの文字化けが
おこるようだ。

当初わけがわからず
大騒ぎしてしまったが 、
結局いつもこれらを忘れずに
インストールしていたはずが
たまたま入っていなかったせいだったようだ。

結局この4つをきちんとインストールし直すと
OpenSuseでもUbuntuでもこの異常は解消された。

追記)日本語環境のないLinuxの場合
69-language-selector-ja-jp.confという
日本語フォントの設定ファイルがないものがある。
その場合 /etc/fonts/conf.availを調べて
上記のファイルがあるかを確認しなければ自分で作るか
他の日本語環境のしっかりしたLinuxから
同様のファイルを借りてこなくてはならない。
(加筆)このファイルは最近、ネット上のあちこちに上がっているので
そこからコピーできる。(加筆終了)
その上でconf.availに コピーしconf.dにリンクを作ってやらないといけない。
(追記終了)

2.65-droid-sans-fonts.confについて

/etc/fonts/conf.d/にある
この65-droid-sans-fonts.confがいろいろ悪さをするらしい。
主にUbuntu系のLinuxに多く存在するファイルだが、
google-chromeや thunderbirdでの文字化けだけでなく
一部のエディターやデスクトップの文字化けを引き起こすらしい。
リネームするか思い切って削除したほうがいいだろう。
原因は不明らしいがdroid-sansなどまず使わないだろう。

3.中国語フォント(ttf-arphic-uming)をインストール


LinuxmintのDebian Edition(いわゆるLMDE)をいじった時
上の問題だけでは文字化けが解決しなかった。

しらべてみたところ中国語のフォントであるttf-arphic-uming
をインストールして、
/etc/fonts/conf.availにあるファイルを
編集しなおせばなおるというサイトがあったので、
参考にしてやってみようと思い、
単にこのフォントをインストールしたところ
編集する前に文字化けが治っていた。

ファイルを比較してみたところ
以前のものと若干かわっていた。
もしかすると修正されたのかもしれない。
ただしあくまでもLMDEでの話。

(加筆)Firefoxではうまくいったが、
その後Chromeでためしたところ
Chromeでは相変わらず文字化けをおこし、
しかも動画がとまってホワイトアウトして
広告後の動画本体が見れない現象が発生した。
一時的な方法としてAdblockを使うことで
回避はできるが、どうも手に負えない。(加筆終了)


2012年7月27日金曜日

Dolphinの設定2

KDEとGnomeで随分扱いの違うこと
があるので気になったことを少しづつ書き留めておく。

1.場所バーの出し方
   
Dolphinを開く

①右の図のホーム
と書かれたところの横
の赤い楕円で囲んだ辺
を右クリックすると
場所バーが表示される。

②別のやり方としては
表示をクリック>
場所バー>場所を編集
というやり方もある。





2.ファイルをルート権限で開く

gnomeのnautilusなどの場合は端末よりgksuでひらくが
KDEの場合 alt+f2を同時押しにすると

 画面上部の赤い
楕円でくくったような
ウインドーが出現するので
ここに
kdesu dolphin
と入力するとルートの
ファイルマネージャーが
起動する。




この検索ウインドーはKrunnerといわれるアプリで
もし上の操作であらわれなかった場合は
端末からkrunnerと入力しても出てくる。

2012年7月26日木曜日

KDEって使いにくいの?

gnome3が期待はずれで
その結果としてgnome系
デスクトップは客観的にみて実質的に
gnome3,mate,unity,cinnamonの4つに分裂状態。

gnome3とunityは
Windows8やIpadを意識した
タッチパネル方式の
デスクトップになっているけれど
そもそもlinuxのユーザーは古いパソコン
を再利用している人が多いので、
 タッチパネルを使いたい人
はあまりいないと思う。

(Ubuntuの場合はWindows8
と正面きって戦う覚悟で最新のパソコンで
使うことも前提にしているようだが …)

方向性の問題だとは思うが
もうひとつの方向 として
旧型のパソコンを意識するなら
軽量で、マウスやキーボード
をフルに使った デスクトップ環境のほうが
生き残れるように思える。
そういう点ではmateというデスクトップの選択もある。

ただmateはlinux mintがgnome2の
従来のマック風の伝統を受け継いだデスクトップだがlinux mint自体が
新たに cinnamonというデスクトップ
を出してきたので、はたしていつまで
開発が続くのかがわからない。

自分的にはcinnamonやlxdeに期待はしているものの
これらもまだ新しいためもう少し時間がかかりそうだ。

とりあえずはxfceかKdeという
選択になってくるとおもうのだが
Xfceは最近全然さわってないので 、
とりあえずKDEについて再検討してみる。

KDEは本当に使いづらいか?

1バグについて

KDEが3から4へ移行した当初
バグがひどくKDEはもうだめだと
いわれたこともあった。
これが嫌でgnomeへ
避難してしまった人が随分いた。
しかしこれもバージョンアップとともに
ほとんど問題がなくなった。

2重さ

これも非常によく言われたことだったが
デスクトップ向けに特化したOS
(例えばPCLOSやsidux)
に関していえば現在のgnomeとの比較では
それほど変わらないだろう。
 
KDEが重いというのはひとつにはKubuntuの
影響があって、Ubuntuが有名になった反動で
Kubuntuがもっとも有名なKDEの OSだと
思い込まれてしまったことがある。

Debianから直接作られている
Sidux(現在のSiduction)などとちがって
KubuntuはUbuntuから作られているため
その時点ですでに重く、これをKDEの代表的
なOSと考えてきた間違った考えがKDE全体を
重たいと思い込ませてきたのだろう。

実際Siduxはそんなに重くないし
全く原理の異なるMandrivaやFedoraのKDE
もそれほど重くない。


重さのその他の原因はKDEのコントロールセンター
による一元的な集中 管理が原因だと思われるのだが、
しかしその反面、コントロールセンターから
デスクトップの設定、アイコンやテーマ、
3d環境、ログイン画面やスプラッシュまでも
簡単にいじれる。 自動起動するアプリ
も今ではここから設定できる。

32ビットのパソコン
でもKDEは十分稼働するし
パソコンが64ビットに急速移行している現在
もはやKDEでも重たいとはいえないだろう。


3日本語化

日本語化についてはkde-l10n-jaを用いれば
どのディストリでもそれほど
日本語の表示には差がない。
これもKDEの一元的管理と以前からの積み重ね
のたまものだと思う。
 (ただし日本語入力に関しては各OSの癖がでる。)


ちなみに自分の経験では
gnomeの場合、日本語訳がrpm系列やデビアン系列など
OSによって異なり、日本語化できないものもある。

4メニューのわかりづらさ

以前のKDEメニューは 体系的ではあったが
どこに何があるのか本当にわかりづらかった
しかしこの問題もKDE4で
kick offアプリケーションランチャーを
使ってみたところ検索機能も装備されていて
非常に使いやすくなっている。
更にこれが気に入らない人のために
Lancelot という別のメニューをウイジェットから
代わりに用いることもできる。

5Konquerorのファイルマネージャーが苦手

KDEではWindows同様、以前はネットブラウザの
Konquerorがファイルマネージャーの役割を兼務していて
これがシステムを更に重くしていた。
自分もKonquerorがきらいでKDE使っていなかった。

gnomeにはnautilus、Xfceにはthunarという
極めて使いやすいファイルマネージャーがあり
それに比べて明らかにKonquerorは中途半端で使いにくかった。

この機能を分割するためにdolphinという
ファイルマネージャーが新たに作られた。
dolphinは当初こそあまり評判はよくなかったが
現在では改良が重ねられて、 nautilusにも見劣りしない
ファイルブラウザになっている。

6KDEプラズマウィジェット

これも当初ウィジェットの頭数がそろっていなかった
ころはほとんど使い物にならなかったが現在ではかなり充実
してきている。

7WindowsがきらいなのでKDEも嫌いな場合

ここまで来るとKDEとGnomeというのはMacとXPの場外乱闘
のような気がする。
確かにKDEはWindowsをモデルにしているが
逆にそのためにデスクトップをWindowsそっくり
にするテーマがあったりするので、gnomeのマックスキン
同様に一度試してみてもおもしろいと思う。


自分も一時期KDEが嫌だった時期もあったが
Gnomeがああいう状態なので当分KDEを使っていこうと考えている。

Dolphinの設定1 メニューバーの復活

メニューバーがないもしくは消してしまった場合
メニューバーの復活


右の図のように
メニューバーがあるところに
何もなく代わりに右はしに
設定用にレンチの
アイコンが表示される。

このアイコンをいじれば
隠しファイル等の表示
も一応できるが、
ここではメニューバーの
再表示の仕方を書いておく。





左の図のほぼ
赤い印のあるくらいの
ところをマウスで
右クリックしてやる。

 すると
”ツールバーの設定”
というウインドーが
あらわれるので
選択してマウス
をクリックする。


 


左の図のほぼ
赤い印のあるくらいの
ところをマウスで
右クリックしてやる。


”ツールバーの設定”
というウインドーが
あらわれるので
選択してマウス
をクリックする。




左のようなウインドー
があらわれる。

左側のボックスの中の
”メニューバーを表示”
という選択肢を選んで
真ん中の矢印をクリック、
右側のボックス
に移動させる。

最後に下の
適用をクリック。






 もとのdolphinの何もなかった
ところに”メニューバーを表示”
という項目が表示されるので
そこをクリックしてやると
メニューバーが表示されるようになる










 最後に残っていた
”メニューバーを表示”を
上の逆の順序にけしてやれば
メニューバーだけが残る。








ターミナルの開き方

たとえば上のようにホームでターミナルを開きたい
場合にはツール(T)をクリックしターミナルを開く
を選択すればホームでターミナルが開ける。

デスクトップで開きたければデスクトップのディレクトリー
をクリックして同様の作業をしてやればいい。