2009年2月20日金曜日

puppy linuxのこと(感想)

パピーリナックスは初心者でもかなりとっつき安く
使いやすいリナックスだと思う。

knoppix 同様に one CD Linuxには違いないが、
CDは入れるだけで後はメモリーの中だけで動き回る。
要するにknoppixや普通のLinuxは一度起動すると、
CDを抜くことができないが、
パピーはCDから読み取りが完了すれば、CDを抜いても、
リセットするか電源を落とさない限り、そのまま使いつづけられる。
だからCDを抜いた後に新たにDVDをいれて映画を見るような
こともできる。最初からフラッシュなんかも入っていて
DVDもほとんど見ることができた。
100メガ程度の容量なのでかなり性能の低いPCでもさくさく
動いてくれる.
誰でも使えるようにかなりシステムが直感的で簡略化されている
(作者の言葉によるとno brainでも使えることをめざしたらしい)
いきなり使っても簡単にCDが焼けた。
自分でカスタマイズしたリナックスを逆にハードからCDにやいて
自分専用の1CDリナックスも作れたし、キーホールテレビも
やろうと思えば見れるらしい。

パッケージの管理がやや独特なのだが、マニュアルがかなり詳しく
書いてあり、日本語のフォーラムがしっかりしていて様々な情報を
特にログインしなくても閲覧することができた。
詳しい内容のかかれた本があればいいなと思ったりもしたが、
マニュアルとフォーラムでほとんどのことがわかるから、結局
必要ないだろう。

個人的な思い出としては、メモリーで動作するリナックスなので
メモリーをこえる量のダウンロードをするとデスクトップ
が吹っ飛んで大変なことになってしまったことがあった。
常にパネルの右下にあるメモリーの残量に注意してそれをこえる
データを落とさないように注意しないといけない。
あと、webがよく突然に落ちることがあった。

リナックスの場合、かなり有名なリナックスでも
日本語の表示が不完全だったり、日本語入力ができなかったり、
することも多いが、これも日本語のフォーラムが
しっかりしているせいか、はなから日本語化されたCDを手に入れる
ことができる。

http://openlab.jp/puppylinux/


のサイトの中程にあるダウンロードのところから
最新版をえらんでとってこれる。

レスキュー用にも使えるし、一家に一つは
置いておいてもよいリナックスだと思う。
新たなリナックスを導入して
パーティションを作り直す時やxconf
の設定を誤ってXwindowが起動しなく
なったときなどいつも、お世話になっており、
ありがたく使わせてもらっている。

Knoppixのこと

始めて使ったLinuxがこのknoppixだった。
インストールなしでCD上から使えるリナックスで、それなりにくせもあり大学
の教材にされていたり、教育用に改造された派生もある。そのおかげでLinux
としてはそこそこネット上に情報がある。
高校や大学などでよく教材として使われているらしく、おおきな図書館には
よくCD付きの本がおかれている。

インストールする必要がないので、
ウインドーズしか使ったこと
のない人がためしに使ってみるにはいいかもしれない。
どうせ無料で手に入るし、持っていても損はない。
下のサイトから取ってこれる。
http://www.rcis.aist.go.jp/project/knoppix/
DVDは容量が大きいので、ちょっとしたことに使うのなら
CDに焼いたほうが便利。
立ち上がりは結構速いが、なにせCD
から動くので、かなりギコギコした感じだった。
パーティションのフォーマットをするときには便利だった。
またハードディスクが壊れたときに、データの救助用として使える。
使う際にはあらかじめ、バイオスをいじって、CDを一番初めに起動する
設定にしておかねばならない。

バイオスの設定
バイオスはマザーボードごとに設定が異なるが基本的には、電源を入れたら、
OSの起動画面が切り替わる前にdeleteキーを押せばバイオスの青字画面
に切り替わる。
ノートパソコンの場合はとくに起動画面の切り替えがはやいのでdeleet
キ−の連打が必須。
一度バイオスの画面に切りかわったら、左上にあるescキー、エンターキー
あとは上下右左の矢印のキーくらいしか使えなくなるので、パニックにならない。
英語でかかれているので、設定がうっとうしいかもしれないが、
first boot deviceとかかれたところを探してエンターキーを押して
入り、CDをfirst bootに設定してやる。画面から出るときはescキーを使う。 
設定を変えたら必ずセーブする。(たいていF10ボタン)
こうしないとバイオス画面から出たときに設定が消えてしまう。
これでバイオス画面から出ればあとは自動的にKnoppixの
起動画面に切り替わる。

ちなみにハードへのインストールもできるが、メニューからではなく、
端末を使ってやらなければならなかった。インストールすれば
たしかにアクセススピードは早くなるが、
CDのみで使えるという特性を失うので、インストールは
あまり意味がない。
最近、最新版が出たようだが、日本語版はまだのようだ。

2009年2月7日土曜日

PC/OSを使ってみた

追記) 2012年9月
このOSは現在では名前がOS4に変更されている。
名前がpclosににていて紛らわしかったからだと思う。

このブログを初めて書いた時
KeyholeTVが苫米地英人博士の発明によるものとは
夢にもしらなかった。
(追記終了)

ディストロウォッチを見ていたら、
PC/OSというディストリビューションを見つけた。
xubuntuの派生で日本語化されていなかったが、ubuntu 系のものなら、
日本語化はそれほどむずかしくはないと考えて使ってみることにした。

最初から日本語を選んでインストールでき、
ほとんどUbuntuと変わらないくらいの簡単さでインストールできた。

しかし完全な日本語ではなかったので、メニューから、
ランゲージサポートで日本語を選んでみたが、
どうもうまくいかない。
ひとまず、下のパネルにある、端末を開いて、
$sudo apt-get update
$sudo apt-get upgradeを入力して一度再起動し,

その後もう一度ランゲージサポートで
日本語を選ぶと今度は良い感じだった。

もう一度再起動すると日本語に無事切り替り、
日本語入力も可能になった。
しかしまだ不十分だったので、
シナプティックマネージャーからgnome-jaで検索して
language pack gnome ja と
language pack gnome ja base
を入れると、ようやくある程度使えそうになった。

なぜかfirefoxがこの段階でいまだに日本語化できなかったので、
再びsynaptic managerをいじって
firefoxのgnome版をアンインストールし、
mozillaの通常版を入れるとようやく、日本語になってくれた。

DVD,動画を見るには?

最初からフラッシュが入っているので、youtubeはそのままでも見れた。
しかし、市販のDVDを見るにはコーデックが必要。
synaptic managerを開いてlibdvdcss2をインストールする。
これで一応DVDがみられた。

TVを見るには?

以前パソコンでテレビを見ようとしてテレビチューナーを見に行ったら
意外に値段が高かった。ましてやLinux用である。

追記)2012年9月現在 地デジ対応のLinuxは現在存在しない(終了)

そんな時にkeyhole tvというのをみつけた。
チューナーなしでも、テレビを見れる。
さすがに画像はかなり悪いが、これは日本の総務省が
日本人が海外で危難に遭遇したときに使えるように作られた
インターネットを介してのテレビだそうである.
実験なので日によって見れるチャンネルが変わっていたりする。
 
http://www.v2p.jp/video/Viewer/Linux/

へ行ってubuntu8.04のものをダウンロードし、ikeyhole tv
のアイコンをクリックしてやれば見れるはずである.
ただしどういうわけか、デスクトップ上
(例えばデスクトップでフォルダーを展開したならデスクトップ上)
でないと起動しない。